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17

Jul

【夏風】瀬尾公次作品に学ぶラブコメの方程式【涼風】

1.瀬尾公次作品のキャラクターに注目!

出典 : Amazon.co.jp

この法則性というのは、瀬尾公次作品に登場するキャラクターにまつわるものです。
瀬尾公次作品は、主に高校生のラブコメがストーリーになっていますよね。
そこのキャラクターに注目してみると、一定のパターンが見えてきます。

まず、主人子の男子高校生が一人、この男を中心に人物相関図が出来上がっています。
『涼風』でいえば「秋月大和」ですね。
主人公には、思いを寄せるヒロインがおり、このヒロインはツンデレで、最初主人公との仲は最悪です。『涼風』でいえば「朝比奈涼風(あさひなすずか)」です。

ですが、次第に主人公とヒロインの距離が縮まっていくのですが、ここに第2のヒロインが登場して、三角関係になり、主人公は第2ヒロインと付き合うことになります。
『涼風』でいえば、この第2ヒロインは「桜井萌果(さくらいほのか)」です。物語でも『涼風』と大和の距離がだんだん縮まっていったときに、大和に告白して急遽付き合うことになります。
『涼風』のことが好きだった大和も突然の告白に動揺し、なんやかんやで萌果と付き合うことになります。今思えば「なんじゃそりゃ!」と思ってしまいますが、これが瀬尾公次のやり口です。

瀬尾公次作品では、この主人公・ヒロイン・第2ヒロインの三角関係が物語の軸になり、代替の確率で、主人公は最初第2ヒロインと付き合うのですが、最終的にはヒロインと付き合うようになるという展開になります。
このパターンさえ、押さえれば瀬尾公次作品は完璧に攻略できます。
『風夏』でも、このパターンが継承されています。主人公の榛名優(はるなゆう)、ヒロインの「風夏(ふうか)」、第2ヒロインの小雪を中心に三角関係のラブコメディが繰り広げられます。
瀬尾公次作品は、この形の人間関係が好きなんですかね?それともこのパターンはいわゆるラブコメの方程式なのでしょうか。

2.主人公の脇を固めるキャラクターにも注目!

出典 : Amazon.co.jp

ラブコメといえば、主人公とヒロインの恋模様を盛り上げる、周りの人物も重要ですよね。
瀬尾公次作品では、この部分にも、共通する部分があります。
まず、主人公の男の子には、親友となる男の子がおり、このキャラが恋愛経験のない主人公にアドバイスをします。
『涼風』では「服部安信(はっとりやすのぶ)」、『風夏』では三笠 真琴(みかさ まこと)の位置ですね。
そして、もう一人主人公たちの恋愛には関係ない友人の女の子。このキャラクターは、主人公たちの間に挟まれながら、時に見守り、時に気を遣うなど、自分のこと以上に主人公たちのことを心配しています。
『涼風』では、「羽柴美紀(はじばみき)」、『風夏』では、石見沙羅(いわみさら)のポジションですね。
このように瀬尾公次作品では、主人公たちの脇を固めるキャラクター達もこのような法則性があります。

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