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Dec

『チェンソーマン』アニメ化に賛否両論!?CGに頼りすぎ?神作画?

2019年から、連載されている『チェンソーマン』。

作者は藤本タツキさん。

コミックスは12巻までで、累計発行部数1800万部を超える大ヒット漫画です。

少年漫画でありながら、今までのヒーロー像とは少し違うダークヒーローが主人公ということで、かなり話題となったこの作品。

2022年10月からはアニメも放送され、さらに話題となりました。

その話題は、アニメ化を喜ぶ声の他、少し否定的なコメントもあったり、と両極端。

ここでは、そんなチェンソーマンのアニメ化による様々な意見をまとめていきたいと思います。

出展 公式サイト

〇良い点

まずは、良い点から。

人気作品のアニメ化ということで期待も放送前から期待が高まっていましたが、その期待を裏切られていないと喜ぶ声は、以下のようなものです。

 

・躍動感

 

チェンソーマンと言えば、原作の人気ゆえに、ファンの方が自分で作ったファンアニメーション等がどんどん公開されていた漫画です。

ファンアニメーションと言っても、クオリティーが高いものばかりで、アニメ化の前にすでにハードルがあがりまくっていました。

そのため、アニメ化に不安の声もアニメが始まる前から上がっているような状態。

しかし、ティザーPVが発表されると、そんな不安も一瞬でなくなり、期待する声へと変わってきたのです。

1分ほどのこの動画で、躍動感がすごい。

特に、チェンソーマンに変身しての戦闘シーンは圧巻でした。

そんなPVが公開されてから、4カ月後に放送開始されたチェンソーマン。

1話目からすでに、戦闘シーンも登場しています。

チェンソーマンに変身して、ゾンビの悪魔と戦う戦闘シーン。

SNSでは、「かっこいい」との書きこみが多数。

特に、ゾンビの悪魔の腸を切り裂きながら悪魔本体に近づいていくシーンは派手さもあり、躍動感がすごい。

テンションが上がる戦闘シーンでした。

さらに、驚きなのが、このゾンビの悪魔との戦闘シーンは、原作ではそこまで派手なアクションシーンではないというところ。

そこまで派手ではないのに、これだけの躍動感や派手さ、さらにインパクトを与えてくれるアニメとなっていたのです、

今後登場するさらに派手なシーンはどうなるのか、嫌でも期待が高まってしまいます。

特に、コウモリの悪魔との戦闘シーンを期待する人が続出。

コウモリの悪魔との戦闘は飛行戦ということもあり、さらにかっこいい戦闘シーンが見られそうです。

 

 

・CGや作画の良さ

チェンソーマンのアクションシーンがすごいのですが、それ以前に作画やCGが神!とも言われているアニメ作品。

CGと2Dのアニメが違和感なく組み合わさっており、漫画では表現されていなかった表情の変化や人の細かい動きなどがスムーズに描かれています。

さらに、海で遊ぶデンジやパワーのシーンや、悪魔や人間が流す血といった液状のもののキレイさやアニメ全体が青みがかった映像や逆にくすんだ映像といった色合いが目を引く。

暗い部分やグロい部分が多い話でありながらも、そんな雰囲気を感じさせないような作画となっています。

そんな作画を手掛けているのが、MAPPAという会社。

この会社が作ったアニメで有名なのが、『呪術回戦』です。

こちらのアニメも作画や動きの良さから、映画のようだとも絶賛されていたほど。

そんな会社が制作したのが、このチェンソーマンということもあって、「神!」と言われても遜色ない仕上がりとなっています。

また、チェンソーマンは、アニメとしては少し独特な動きをします。

もっさりというか、ぬめぬめとした動きというかそんな感じの動き。

実写風にこだわっていると言われているこちらのアニメだからこその表現だと思います。

実写をベースに考えると、人間はそこまでスムーズに動けませんよね。

少し人間らしさを残した動きをしているアニメだからこその、動きである。

そんなこだわりが見えるようなアニメです。

ですが、この動き苦手と思われるかたもいるよう。

この動きが、チェンソーマンの評価を両極端にしている部分の一つでもありそうです。

 

・楽曲

 

OPテーマは、米津玄師の「KICK BACK」。

チェンソーマンの世界観を表した楽曲で、この楽曲も話題となっていましたが、同時に流れるOP映像もまた話題に。

作者である藤本タツキさんは、映画ファンであることも有名。

コミックでも、好きな映画を紹介したりしています。

そのため、OPでも映画のオマージュとされる部分が多数登場しています。

このオマージュによって、アニメやチェンソーマンのファン以外の映画ファンからも喜びの声が上がっていました。

OPでもこの力の入れようですが、EDもすごい。

全12話全て違うEDとなっているのです。

楽曲も、映像も全て異なるED。

ずっと真夜中でいいのに。、マキシマム ザ ホルモン、Vaundy、といった有名アーティストたちが毎週週替わりのEDテーマを歌っています。

いい意味で、アーティストの無駄遣い!

1週しか見れないなんてもったいないと思わず感じてしまうほど。

しかし、だからこそEDだけでも話題性が抜群。

力の入れようがすごいと、アニメ放送が終わると毎週話題となっており、どのEDが好きかなど注目を集めていました。

 

〇悪い点

悪いと言い切ってしまうのは、ちょっと違うかもしれませんが、少し期待外れだったなぁという声は、以下のとおり上がっています。

出展 Amazon

・原作の良さが出ていない

作者の藤本タツキさんの漫画は、見開きが上手に使われていたりと、漫画の手法を好きという方も多い漫画家さん。

見開きや、コマ割り等を使った漫画でしかできない表現というのをアニメで表現できていないという不満の声がありました。

見開きですごく印象強いシーンでも、アニメ化となると、一瞬で流れてしまいあまり印象に残らない。

漫画が静で切り取り表現ができる一方、アニメの動の手法だと、その切り取り表現を再現させることは難しくなってしまうのかもしれません。

私自身も、お気に入りの1コマがあっけなく過ぎてしまったなと思う部分もありました。

戦闘シーンなどの躍動感はアニメにすると飛躍的に上がるものの、漫画でしかできない見開きなどの表現はどうしても難しくなってしまう。

ですが、やっぱり漫画でお気に入りのシーンは期待してしまいますよね。

そんな期待があったからこそ、アニメ化であっさりと過ぎてしまったりすると不満となってしまったようです。

 

・キャラクターのイメージと声が違う

これは、アニメ化するとどうしても避けられない問題ともいえるもの。

1話終了すると、「イメージと違う」という声はどうしてもあがってしまうもの。

チェンソーマンも、声がイメージ通りじゃないという不満があがっていました。

チェンソーマンは、監督や声優さんなど、若手でつくられているアニメです。

主人公であるデンジの声優を担当している戸谷菊之介さんも、23歳で出演作品もほとんどない声優さん。

鬼滅の刃や進撃の巨人など、主人公を担当する人は人気声優さんが多く、もともと声のイメージが付きやすかったのですが、今作はあまり声のイメージが付かない状態での放送。

ということで、余計に声に違和感を覚えてしまった人も多かったのでしょう。

しかし、この問題は放送回数が増えるとなくなってくるものなので、今後チェンソーマンの声のイメージが定着したら、声に対する不満は無くなってきそうです。

 

・CGに頼りすぎ

CG部分が多いアニメであるチェンソーマン。

この手法はいい意味で話題となった部分でもありますが、一方で苦手という声も上がっていました。

CGのせいで、もっさりした動きや、漫画での表現が削られているように感じる人も多かったようです。

しかし、一方で、CGに見える部分が実は作画だったということも判明しています。

背景は3Dですが、チェンソーマンがゾンビの悪魔に向かって走るところ。

ここをコマ送りすると、作画だということがよくわかるそうですが、そうまでしないとCGと見間違ってしまうほど、神作画ということらしいです。

CGに頼りすぎとか、CGがあまりうまくないという声も多いのですが、実は作画でできている箇所もあるようです。

また、チェンソーマン2期になると、もしかしたら会社等変わってくるかもしれないので、そうすれば動きが気になるという点が解消されることになるかもしれません。

 

 

〇まとめ

チェンソーマンのアニメについての意見を紹介してみました。

今までに無いアニメの動きだからこそ、賛否両論はっきり分かれたこのアニメ。

原作からのファンが多いからこそ、ハードルがあがりすぎてしまったりして否定的な意見も増えてしまったかもしれません。

原作も2部がスタートしたりと、まだまだアニメの続編も期待できそうなこの作品。

今後の展開もまた楽しみです。

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