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Oct
【SPY×FAMILY】謎多きスパイ・黄昏!本名や年齢は?ロイド・フォージャーに迫る
2019年より『ジャンプ+』で連鎖が開始された『SPY×FAMILY』。
連載が開始された年から数々の漫画賞を受賞するなど、とにかく注目を集めまくる作品となり、2022年にはアニメ化もされ更に人気となり、国民的作品の一つと言っても過言ではない漫画作品。
作者である遠藤達哉が2018年に『ジャンプSQ』で読み切りの『I SPY』を掲載したことがきっかけとなり誕生しました。
ストーリーの面白さはもちろん、魅力的なキャラクターの数々も話題となっているこの作品。
偽装結婚にスパイ任務、暗殺者などまだまだ明かされていない秘密が多いのもこの作品の魅力の一つです。
その中でも、主人公である、ロイド・フォージャーは、黄昏というコードネームで活躍をする敏腕スパイということで、実はまだ本名も明かされていない謎多き人物。
作品を楽しんでいる私たち読者にすらどこまで彼の素性が明かされているのか憶測が広がるキャラクターです。
そんな謎多きロイド・フォージャーの魅力等をここでは深堀りしていきたいと思います。
・ロイド・フォージャー基本情報
本名:不明
誕生日:不明
年齢:不明
エージェント名:黄昏
身長:187㎝
体重:70~90㎏
職業:スパイ 表向きはロイドとして精神科医
所属:西国情報部対東課(通称・WISE)
声優:江口拓也さん
基本情報といっても、本名や年齢などわからないことだらけ。
基本個人情報に関することはほとんど明かされていません。
仕事では、黄昏という名前で活躍をする凄腕のスパイ。
頭も良いうえに、運動神経もよくまた変装も得意と完璧すぎる人物です。
真面目な性格で、わからないことがあると徹底して調べ尽くす。
子供であるアーニャとの関わりがわからないときも、育児等に関する書物を読み漁り子育てをマスターしたほど。
合理主義で少し人とズレていることもあります。
元は父親と母親との3人暮らしでしたが、戦争で両親を失った元戦争孤児です。
・ロイド・フォージャーの仕事について
ロイドとして表向きは精神科医をしていますが、本業はスパイ。
彼がスパイとなった理由は、「子供が泣かない世界を作りたくて」というもの。
戦争孤児という過去を持つロイドだからこその理由ともいえるものです。
コミックスの10巻ではロイドの幼少期について、描かれています。
母親の顔も覚えていないとロイド自身も言っているので、母親や父親さらにはロイドの本名も描かれていませんが、スパイになるまでの過程や戦争孤児になるまでの壮絶な過去のお話です。
・ロイド・フォージャーの本名は?
ロイド・フォージャーというのは、彼が任務を言い渡されたオペレーション〈梟〉で使用している偽名です。
スパイとしてのエージェント名は、黄昏。
それ以外に登場した彼の名前は、幼少期に友達から呼ばれていたあだ名は、「参謀」。
軍隊に入るときに使った名前が「ローランド・スプーフィー」というものですが、全て彼の本名ではありません。
回想シーンなどで彼の本名について触れている箇所が作中には登場しますが、全て黒塗りとなっており、本名を知ることができないのです。
また、ロイドは幼少期に両親を亡くしているうえに、同じく戦争で友人たちも亡くしているということから、彼の本名を知る人物は作中にほとんど存在しない。
ロイド自身はもちろん、彼の上司であるシルヴィアとWISEの一部は彼の素性を突き止めているだろうから知っていそうですが、それ以外だと10巻までではほぼ皆無といってもいいかもしれません。
また、ロイドが軍隊に入ったときにすでに年齢を詐称して入っているので、軍隊時代にさかのぼっても彼の本名や年齢を知ることは難しそうと、主人公でありながら本名を知られていないというなかなか珍しいキャラクターとなっています。
・ロイド・フォージャーの家族について
ロイドは、母親と父親と3人家族で幼少期を過ごしています。
しかし、戦争が始まる前に父親は死亡、母親も戦争中に命を落とし戦争孤児となっています。
ロイド自身も両親の顔を覚えていないというくらいにあやふやな記憶となっているようです。
現在では、ロイドはヨルという妻とアーニャという娘とペットのボンドと3人と1匹で暮らしています。
この家族が織りなすふんわりとした雰囲気がこの作品の魅力でもありますが、実はこの家族偽装家族。
お互いが素性を隠して生活する色んな意味で偽装家族なのです。
ロイドは表向きは精神科医ですが、素性はスパイ。
ヨルは表向きでは市役所の職員ですが、素性は殺し屋。
アーニャは普通の子どものようで、実はエスパー。
ボンドは犬でありながら予知能力を持つというすごい家族。
エスパーであるアーニャだけが家族全員の秘密を知っていますが、ロイドやヨルは全く知らずに生活をしています。
お互いどこかしらズレている家族なのですが、逆に全員「普通」を良く知らないからこそ疑問を抱かずに家族として成り立っている。
実に面白い家族構成となっています。
ですが、どこの家族より家族らしい。
面白い家族です。
・ロイド・フォージャーの友人関係
ロイドのことを参謀と呼んで一緒に兵隊ごっこをして遊んでいた友人、「大将」・「少佐」・「伍長」。
彼らはロイドの幼少期の友人です。
しかし、お互いがあだ名で呼び合っていたので、名前が明かされていません。
東西間の戦争が開始したときに、爆弾によって3人は死んでしまったと思ったロイドはそのまま大人になり軍隊に入ります。
しかし、そこで偶然入隊していた大将、少佐、伍長と再会。
再開に喜びを感じていたロイドたちですが、ロイド以外はその直後に「ロベルツ攻略戦」に駆り出され戦死をしてしまいます。
この再会が4人が出会った最後のシーンとなります。
父親に母親さらに友人までロイドから奪った戦争ですが、この戦争でロイドはフランキー・フランクリンと出会うことになります。
彼は黄昏の協力者であり、表向きはたばこやとして働いている人物。
ロイドがアーニャやボンドを預けたりと家族ぐるみで付き合いがある上に、ロイドが仕事の愚痴をこぼす相手でありたまにロイドの仕事の協力もしてくれる人物。
黄昏になる前のロイドからの付き合いという長い付き合いの2人。
ロイドにとっては協力者である友人であるともいえる人物となっています。
ロイド・フォージャーの魅力とは
スパイとして凄腕。
シャーウッドから気絶するまでスパイについて様々なことをたたき込まれた過去があるからこそ、記憶力、知力、判断力、戦闘力など全てにおいて高い能力を持っている人物。
子供時代にすでにスパイとしての能力を持っていたようで、もともとスパイが適任ではあった人物です。
華麗に任務をこなしたり、ピンチの時の判断力、さらには変装能力などスパイ活動をしているときにもロイドの魅力はたくさん。
しかし、それ以外にも彼の魅力はたくさん。
まず、容姿がいいこと。
熱烈に彼を思っているフィオナや、初対面でもそのイケメンさに驚いていたカミラなど女性陣の反応からも彼の容姿がいいことがわかります。
スパイ活動として女性に色恋をかけることもあるので、イケメンな上にスマートさも兼ねそろえている。
そのため、フランクリンがそのモテっぷりに嫉妬している描写があるほど。
一方で、家族に対する思いやりややさしさなど、任務関係なく彼の本質ともいえる性格もまた魅力の一つ。
子供であるアーニャのわがままや無鉄砲さに嫌な顔一つせずに付き合ったり、ヨルのことを気にしてデートに誘ったりと、最高の夫でありお父さんっぷりを発揮している姿。
人間性も十分にできている人物だからこそロイドの魅力となっているのだと思います。
・まとめ
ロイドについてまとめてみました。
本名を含めまだまだ明かされていないことがたくさん。
どこまでが彼の本性であり、人物像なのかそれまでもよくわからない。
しかし、作中ではちょこちょこ彼の素性や過去が明かされているので、今後の展開によってもっとロイドに対する情報は明かされているのでしょう。
ロイドは謎が多いけど非常に魅力的な人物です。