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Jun
【ダンス・ダンス・ダンスール】少女漫画展開かと思いきや、プロダンサーも思わず認める激熱スポーツアニメ!!??
登場人物
バレエシーンの本気度や魅力について語りましたが、それだけでは面白さが半減してしまいますよね。
『ダンス・ダンス・ダンスール』はストーリーやキャラクターももれなく面白いのです。
魅力的で少しクセのある登場人物が多数いるので、主要キャラクターについても紹介していきたいと思います。
・村尾潤平(むらおじゅんぺい)
主人公。
運動神経の良さとコミュニケーション能力の高さからクラスの中心にいる存在の男の子。
幼い頃に連れられて行った姉のバレエ発表会で男バレエダンサーの演技を見てバレエの魅力に取りつかれバレエを習い出します。
息子には「男らしく」生きて欲しいという父親の反対もあったが、潤平の熱量に負けバレエを習わせてくれました。
しかし、習い始めてすぐに父親の死により、バレエの道を諦めることとなってしまいます。
その理由は、父親の願いである「男らしく」という面にバレエがそぐわないと感じていたため、バレエではなくジークンドーを習うことに。
バレエとは縁がなくなったように思えたが、中学2年生の時にバレエ教室の娘である五代郁が転校してきたことにより再びバレエの道へ進み海外を目指すほどの野望を掲げるようになっていきます。
・五代都(ごだいみやこ)
中学2年生のときに潤平のクラスに転校してきた女の子。
母親は五代バレエ教室で講師をしており、日本でトップクラスのプリンシパルという経歴の持ち主。
潤平の初恋の相手でもあり、流鶯のいとこ。
性格は優しく自己主張が苦手ということで、プリマには向かないとされています。
引きこもり時代の流鶯が唯一会うことができていた存在であり、お互い依存関係にある存在。
・森流鶯(もりるおう)
日本とロシアのクォーターであり、容姿端麗。
幼いころからバレエの英才教育を受けて来たためバレエに関しての能力は非常に高い。
一方で、ほぼ幽閉状態でバレエしかしてきていない生活をしていたため、他の人とズレている部分が多い人物です。
非常に繊細で、自己中心的な部分が多いために能力は高いけど、その性格からプロには向かないと言われてしまっています。
潤平がライバル視する人物。
・生川夏姫(おいかわなつき)
母親が代表をしている生川はるかバレエ団で幼いころからバレエを学んでいる。
生川バレエ団で潤平と出会い、最初はぶつかり合ったが次第に潤平に惹かれ始めていきます。
小学6年生でSSクラスというバレエの能力は非常に高く、また気が強く負けず嫌いという性格もバレエのプロに向いています。
しかし、成長するにしたがって今までどおりにバレエができなくなってきたということに気が付き葛藤してしまう。
その後、イギリスに留学し、ロイヤルバレエスクールに通っておりプリンシパルを目指す日々を送ることに。
まとめ
『ダンス・ダンス・ダンスール』は少女漫画的だと思われていましたが、実はガチなバレエアニメだということで、注目を集めているこのアニメ。
少女漫画だと苦手意識を持っていた方は、冒頭シーンだけでも一度見てみると一気に引き込まれてしまうこと間違いなしの作品。
また、中学から高校へと成長を続ける中での男子バレエを習うという難しさや楽しさといった心理描写も秀逸。
主人公潤平が恋にバレエに友情にと失敗や成長を繰り返していく過程もまた見どころな『ダンス・ダンス・ダンスール』。
少女漫画だと思っていたのにガチのスポーツアニメだったという声が多数上がるのも納得の作品となっています。