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Oct

【閃光のハサウェイ】映画 閃光のハサウェイに登場するキャラクター原作との違いについて解説!

出典:閃光のハサウェイ 公式


2021年6月に公開され、第二〜三弾の製作も決定されている話題作の閃光のハサウェイ。2021年10月16日から配信サービスやオンデマンド対応も発表されてますます作品を見る方も増えてくると思います。すでに映画を観た方も多いと思いますが、今回は登場するキャラクターに焦点を当てていきたいと思います。

主人公をはじめとする登場人物についての紹介と、映画と原作での違いについてまとめてみました。初めて見る方も、すでに映画や原作をご存知の方もこれからの話の展開や原作との違いがあるのかを楽しんでみてください。ここでは、映画版での紹介に留めておきます。

原作をご存知ない方が読んでもこの先、第二作以降のネタバレにはならないようにいたしますのでご安心ください。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(きどうせんしガンダム せんこうのハサウェイ)はアニメ作品、機動戦士ガンダムのシリーズの一つです。この作品はガンダムの生みの親でもある富野由悠季氏による小説作品で。1989年から1990年に角川スニーカー文庫より刊行されています。2021年4月の時点で130万部の発行部数を記録しています。

『機動戦士ガンダム』の時代である「宇宙世紀」を舞台としており。『機動戦士ガンダム』から登場しているホワイトベース艦長の、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアを主人公とする物語が展開されていきます。

元々小説版では『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編に当たる形で話が進んでいますが、今作品は劇場版『逆襲のシャア』の正当な続編として描かれていますので、ファン待望の作品と大いに言えるでしょう。

出典:Amazon.co.jp

キャラクター紹介・・・原作との違いは?
ハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン)

架空の人物「マフティー・ナビーユ・エリン」を中心にした反地球連邦政府組織の中心人物で、物語の主人公です。ブライト・ノアの息子として第二次ネオ・ジオン抗争に参加。当時、想い人であったクェス・パラヤを死なせてしまい、彼女を死に追いやった同軍のチェーン・アギ(アムロ・レイの恋人)を撃ち落としてしまうことで、彼に暗い影を落とすことになりました。

抗争終結後は出撃の際にモビルスーツを盗み出したことが問題となり、軍事裁判にかけられます。しかし敵機一機を撃墜したことによって不問にされました。この一連のことがきっかけでしばらく鬱状態となってしまいましたが、その治療と植物監察官候補生との研修という名目で地球に滞在することとなります。

その中でクワック・サルヴァーという男から今までの地球の現状やマフティーの存在を教えられ、その活動に傾倒していくようになっていきます。その活動の中でギギと出会うところから今作品はスタートしていきますが、ケネスとの三角関係を織り交ぜながら、物語は急加速していくようになるでしょう。

原作との違いは、より『クェスの死』と『シャア、アムロへの憧れ・希望』が明確に描かれているように見えます。小説版よりもより、彼の心の中にあるものが明確に描かれているのでハサウェイの苦労と、自分の決めた目標や未来に向かって歩き出す姿勢が伝わってくるように思います。

ギギ・アンダルシア

本作品のヒロインで、出自は明らかになっていません。劇中ではカーディアス保険会社の創業者であるカーディアス・バウンデンウッデンという80歳を超える老人の愛人であることが描かれています。元々彼と共に香港へ向かう予定だったが、一足早く向かうためにハウンゼンに搭乗し、ハサウェイやケネスと出会うことになります。

ハウンゼンが、マフティーを語る集団オエンベリによってハイジャックされた際、ギギの一言がきっかけでハサウェイが動き出します。そこから彼(ケネスも含めると彼ら)との交流が始まっていくのですが、小説版同様、とても感性が強く、年相応の少女ではなく、どこか不思議な魅力を纏っている、そんな描き方をされています。

一見すると男に媚を売って世を渡っていくタイプに見えているが、実のところは芯があり、思慮が深い人物でもあります。思ったことは口にし、素直で奔放な行動を取る彼女にハサウェイの凍りついた過去と心を溶かしてくきっかけに大きく関わってきます。

一部小説版からも参考にすると、感性が鋭いというのは一部ニュータイプとしての素質があるのではないかとも考えられます。理由としてはケネスに「大佐のお守り」としてキルケーユニットにいた時、いくつか口にしたことが的中するという場面がありました。

レーン・エイムの戦果やマフティーの攻撃があることを予見していたようなこともあったのです。原作との違いについては、今のところ一作目において明確な描写はありませんが、ハイジャック犯の正体がマフティー・ナビーユ・エリンではないことに気づいていたように描かれています。小説版ではケネスとの会話でした。

ここから、ハサウェイとギギがマフティーに関して会話をする布石だったのではないかと思われます。第二作以降がどのように描かれていくのか楽しみですね。

ケネス・スレッグ

地球連邦軍の軍人で階級は大佐(のちに准将)。『シャアの反乱』時に連邦軍パイロットとして第一線で戦った後、自身のパイロットとしての特性に見切りをつけ、戦いがなくなり仮想敵や実戦も無くなった中の地球連邦軍にて新型モビルスーツの開発を続けていました。

マフティーによる活動の過激化を受けて前任キンバリー・ヘイマンの後任として、マフティー殲滅部隊(後に自身で「キルケーユニット」に改称)の隊長としてダバオ空軍基地へ赴任します。その時にハウンゼンに搭乗し、ハサウェイ、ギギと出会うことに。

第一印象は、調子が良く優男の印象が強いのですが、ハサウェイ曰く「自制心があって凶暴な男」と評されるように油断を見せない怖い人物であるとされています。パイロットとしても一線で活躍していたようですが、指揮官としてもその才を発揮しています。

事前の準備に対する用意周到さや敵味方問わず非協力的な相手に対しては手段を選ばずにどんな手を使おうとも言うことを聞かせる、意のままにするほどの強引な一面も見せていきます。彼自身はモビルスーツがとても好きなようで、キルケーユニットに所属する前のモビルスーツ開発は自分にとっても楽しく生活できていると感じています。

モビルスーツが好きだから軍にいると言っても過言ではないようです。ギギに対しては、「異性として好き」というものではなく、あくまで自分にとって「良い結果」を運んでくる験担ぎのようなもので、幸運の女神であると考えています。最初、部下からは愛人なのか?と疑惑も持たれましたが、ギギの察知する能力と彼女の魅力に隊員たちも、部隊の女神様という認識になっていったようです。

これはケネスが終始彼女に対してそのような想いを持っていたからでしょう。ハサウェイとはハウンゼンのハイジャック事件をきっかけに交流を持つことになります。そこで親友とも呼べる関係になっていきますが、彼をマフティーの正体だと感づくようになってからは悩みながらも、使命に基づき彼の活動に対して対抗していきます。

原作との違いについては大きく描かれていません。第二作以降はハサウェイとどのように関わっていくのか、悩んだ末にどのような行動を取っていくのか気になるところです。

最後に

いかがでしたか?今回は物語の核となる主要の3人を掘り下げてみました。これから第二、第三作目の制作・公開が待ち遠しいですがまずは、動画配信でおさらいしつつ公開を待ってみたいと思います。

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