6Oct
出典 公式サイト
2019年に放送され、絶大な人気を獲得した成り上がり系ファンタジーの『盾の勇者の成り上がり』。
視聴者の心をグッと掴むシナリオに多くの人が引き込まれていきました。まさに名作と言っても過言ではない作品です。
また、2022年4月には『盾の勇者の成り上がり シーズン2』が放送されることが決定しています。そこで今回は『盾の勇者の成り上がり』の魅力を徹底解説していきます。ぜひ読んでみて、参考にしてみてください。
『盾の勇者の成り上がり』とは?
『盾の勇者の成り上がり』はアネコユサギ先生によるライトノベルが原作となっています。イラストは弥並せいらが担当。2012年から小説投稿サイトの『小説家になろう』にて連載されています。現在も連載中なので『小説家になろう』のサイトを経由すればいつでも『盾の勇者の成り上がり』を楽しむことが可能です。そして2013年からMFブックスで刊行がスタートします。WEB小説が元になっていますが編集が加えられているので、ストーリーが大幅に違います。基本的にはMFブックスのストーリーでTVアニメ化がされています。
2019年にはTVアニメ1期が放送されます。アニメ制作会社はキネマシトラス。そして、TVアニメ1期の最終話が終了されたタイミングで、第2期の製作、そして前代未聞の第3期までの製作を発表しました。1期が放送されている段階で3期までの製作が保証されている作品は中々ありません。力の入れようが違います。
『槍の勇者のやり直し』もある
『盾の勇者の成り上がり』のスピンオフシリーズである『槍の勇者のやり直し』もライトノベルとして刊行されています。これは『盾の勇者の成り上がり』にも登場する槍の勇者・北村元康の物語です。一回でも死んだらゲームオーバーな『盾の勇者の成り上がり』とは異なり、タイムリープ系となっているので全く違う雰囲気を楽しむことができます。気になる方はぜひ読んでみてください。
『盾の勇者の成り上がり』の魅力
ここでは『盾の勇者の成り上がり』の魅力について解説していきます。魅力は以下の通りです。
・作画のクオリティが高い
・ヒロインが可愛い
・心情描写が良く表現できている
・RPG要素が非常に強い
・冒険要素も非常に強い
それぞれ紹介していきます。
作画のクオリティが高い
出典 公式Twitter
『盾の勇者の成り上がり』は作画のクオリティが非常に高いです。アニメ制作会社のキネマシトラスは確かにクオリティレベルの高い制作会社ではありますが、それにしても力が入っています。
元々、『盾の勇者の成り上がり』はロサンゼルスで開催された『Anime Expo 2017』にてTVアニメ制作が発表されました。
つまり、当初から海外展開を考慮したアニメ制作だったといえます。確かにストーリーそのものは海外ファンに人気そうです。
そのため、海外での利益も考慮しつつ、大きな資本を『盾の勇者の成り上がり』に投下できたのではないかと考察できます。
作画についてですが、やはり戦闘シーンが非常にカッコいいです。動きがとても丁寧に作られており、主人公の尚文はもちろんのこと、ラフタリアやフィーロの戦闘シーンも迫力があります。
また、『盾の勇者の成り上がり』の凄さは日常パートにもあります。ラフタリアやフィーロの感情表現が実に見事に描かれているのです。ラフタリアのもじもじしながら尚文を気にかける様子と、フィーロの積極的な姿勢を差別化しつつ、可愛らしく演出されています。
戦闘シーンだけでなく日常パートにも注目です。
ヒロインが可愛い
出典 公式Twitter
『盾の勇者の成り上がり』はヒロインがとても可愛いです。メインヒロインのラフタリアはもちろんのこと、フィーロやメルティもとても可愛らしいです。
ラフタリアは亜人ということで動物のような耳と尻尾が特徴的です。性格が真面目なのですが、ちょっと感情が高ぶると耳や尻尾が可愛く反応します。これがとても可愛らしい。
フィーロは一応魔物ではあるのですが、人間に変身しているときは天使の女の子のようなデザインをしています。日高里菜の幼女ボイスも相まって、ロリ属性全開となっています。
メルティは第二王女ということで表面上では真面目な性格。ですが中身はまだまだ子供。フィーロ同様に幼い子どものような可愛さがあります。
心情描写が良く表現できている
『盾の勇者の成り上がり』は心情描写が良く表現されています。本作のメインテーマである『成り上がり』は、心情描写が肝になってくるのは言うまでもありません。
序盤はとにかく虐げられ、周囲の人物や異世界についてフラストレーションが蓄積していきます。この怒りを糧に尚文はどんどん強くなっていくのです。見ているこちらとしても、尚文が蔑まれるシーンはイラッときますし、逆に尚文が見返してやるシーンは気分爽快になります。
しかしもちろん、このままでは尚文にとって本当の意味での成長は訪れません。そこでラフタリアの登場です。TVアニメ第4話「暁の子守唄」のシーンは必見です。尚文とラフタリアの絆が試される名場面となっています。
RPG要素が非常に強い
『盾の勇者の成り上がり』はRPG要素が非常に強いのも特徴です。
近年は様々な異世界系が登場していますが、その中でもRPG風な作品も増えています。様々な種族が登場したりモンスターが出るのはもちろんのこと、レベルやステータス、スキルという概念がある作品はRPG要素が強いと言えるでしょう。
『盾の勇者の成り上がり』の場合、終始、ステータス画面が表示されることが多く、見ているだけでRPGゲームをプレイしているような気分になります。敵を倒すと経験値が入る演出も見ていて気持ちがいいですし、ステータス画面が表示されるだけでもなぜか見ていて気持ちがいいものです。
RPGが好きな方に『盾の勇者の成り上がり』をおすすめするとウケるかもしれません。
冒険要素も非常に強い
『盾の勇者の成り上がり』は冒険要素も実は非常に強い作品です。王都が舞台になっていることが多いものの、モンスターたちが大量出現する波が発生するまでは、世界中を旅して回っています。
尚文にとっては、旅している間が何よりも心地よい瞬間であり、最も充実している時間と言っても過言ではありません。王都の妨害を受けることがなく、信頼できる仲間たちと寝食を共にできるからです。
『盾の勇者の成り上がり』を視聴していると旅に出かけたくなる。そう考える視聴者も多かったでしょう。
TVアニメ2期・3期の制作も決定済み
TVアニメ1期の最終話が放送された直後、TVアニメ2期、3期の制作決定の発表がされました。1期が放送しているタイミングで3期の制作が決定するのは中々ないことです。当分の間は『盾の勇者の成り上がり』をアニメで楽しむことができそうです。
TVアニメ1期では2クールでの放送がされていました。TVアニメ2期・3期では2クール放送になるのかどうかについては発表されていませんが、もし2クール放送になるのだとしたら、超大作になりそうです。
さいごに
それでは本記事をまとめていきます。
・『盾の勇者の成り上がり』はなろう系のラノベ
・『盾の勇者の成り上がり』はRPGの冒険感覚が楽しめる
・『盾の勇者の成り上がり』は2期・3期の放送も決定している
2022年4月に放送される『盾の勇者の成り上がり シーズン2』。まだTVアニメ1期を視聴していない方は、2022年4月までには1期を視聴しておくと良いでしょう!

てるくん

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