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Oct

異世界ビジネス系作品『迷宮ブラックカンパニー』社畜から成り上がる!! #迷宮ブラックカンパニー

出典 公式サイト

最近は異世界転生系の作品が当たり前のように放送されていきます。主人公がめちゃくちゃ強かったり、逆に理不尽だったりと刺激の強い作品も増えてきました。そんな中、異世界転生系の流れを変えるような作品が放送されました。

その名も『迷宮ブラックカンパニー』。異世界の設定を活かしながら現実世界でもタメになるビジネス知識を教えてくれる画期的な設定が特徴の作品です。

今回は『迷宮ブラックカンパニー』の魅力を解説していきます。視聴済みの方でも未視聴の方でも読めるので、ぜひ読んでみてください。

『迷宮ブラックカンパニー』とは?

『迷宮ブラックカンパニー』は安村洋平先生による漫画が原作です。出版社のマッグガーデンのウェブコミック配信サイト『MAGCOMI』にて2016年から連載が開始されます。その後、2018年からは月刊コミックガーデンにて連載が開始されます。2021年7月段階では7巻まで刊行されているようです。

TVアニメは2021年7月から9月まで放送されました。全12話です。アニメ制作会社はSILVER LINK.。手堅いアニメをコンスタントに制作することで有名なアニメ制作会社です。『迷宮ブラックカンパニー』も終始安定したクオリティで制作されました。

あらすじ

『迷宮ブラックカンパニー』は主人公の二ノ宮キンジが異世界に転移してから物語がスタート。キンジは現実世界ではネオニートとして自由な生活を謳歌していました。異世界に転移した後はダンジョン採掘のブラック企業に勤めることになり、見事、社畜となります。それに耐えかねたキンジが、悪知恵を働かせて『迷宮ブラックカンパニー』を設立。そこから成り上がっていくストーリーとなっています。

『迷宮ブラックカンパニー』の魅力

ここからは『迷宮ブラックカンパニー』の魅力を解説していきます。魅力は以下の通りです。

・ビジネス色の強い設定
・ヒロインが魅力的
・EDが良曲
・鷹の爪団が登場!

それぞれ説明していきます。

ビジネス色の強い設定

出典 公式Twitter

『迷宮ブラックカンパニー』は『異世界×社畜』をテーマにした痛快な設定となっています。二ノ宮キンジは現実世界ではトレーディングや不動産運用を活用してネオニートとして生活してきました。ブラック企業が何よりも大嫌いで、とにかくホワイトな生活をモットーにしているからこそ、努力を積み重ねてネオニートの領域まで到達したのです。

しかし、そこからなぜか異世界に転移。気づくと借金まみれになってしまい、ライザッハ鉱業の作業員として働くことになります。ブラック企業が大嫌いだったキンジがよりにもよって近代的なブラック企業で働くことになるのです。低賃金だけれども朝から夜まで働き詰めの毎日。ただでさえ少ない給料も借金の返済でさらに削られます。

この生活が嫌になってきたキンジは、毎日、悪知恵を働かせてズルする方法を考えまくります。そこで異世界ならではのダンジョンのギミックや魔物を利用することで、自分を楽にしてお金を稼ぐ方法を編み出していくのです。

学べることは多い?

このようにキンジはブラック企業のサラリーマンから経営者的なポジションに立つことを目指していきます。これは我々も参考にするべきではないでしょうか。

多くのサラリーマンの方々は生活のためにお金を稼いでいるので、「やりがい」や「お客様の感謝の気持ち」という理由を作って無理やり働いている感じがあるはずです。しかし、その「やりがい」とかの理由は企業が作り出したポジショントークであり、一種の洗脳という解釈もできます。キンジはそういった考え方が大嫌い。お金を稼げる仕組みを作ることに集中していくのです。

一歩間違えると悪徳商法などに結びついてしまうのでその点は要注意ですが、キンジの姿勢から学べることは多いです。

なんだかんだで異世界転生系の作品は、サラリーマン生活にちょっと嫌気が差して現実逃避をしたい会社員に人気だったりします。そういった方々に届く作品が『迷宮ブラックカンパニー』なのです。もちろん多忙な生活を送っている学生の方々も学べることはあります。せっかく自由な時間がいっぱいあるのにアルバイトなんかしてたらもったいないでしょう? 『迷宮ブラックカンパニー』を見て、お金を稼ぐ仕組み作りを学んでもいいでしょう!

ヒロインが魅力的

出典 公式Twitter

『迷宮ブラックカンパニー』はヒロインが魅力的です。最初は角張ったキャラデザがちょっと苦手になるかもしれませんが、慣れると独特の魅力を感じます。

特に人気があるのはリムでしょう。リムはモンスターで何でも食べてしまう恐ろしい生物です。しかし、人間の姿になると非常に可愛らしいのです。動作も幼く、ロリ系が好きな人には刺さるキャラです。

また、シアも人気があると思われます。シアは元勇者なのですが典型的な社畜。死ぬまで働くことをモットーにしている危ないやつです。会社に対して強い忠誠心を誓っているのですが、なぜかちょっとM気質を感じます。とても真面目なキャラでナイスバディの持ち主なので、お姉さん系が好きな人に刺さるでしょう。

出典 公式Twitter

EDが良曲

『迷宮ブラックカンパニー』はEDが中々のクオリティとなっています。EDは『ワールドイズマイン』です。ハンブレッダーズというアーティストが楽曲を担当しています。2020年にメジャーデビューしたグループで、最近は『ダイの大冒険』のエンディングテーマを担当しているようです。

『ワールドイズマイン』はどこか懐かしさを感じさせるメロディーで、王道の爽やかロックとなっています。
特にギターリフが最高です! サビは疾走感を感じさせつつ、青春も感じます。

それに合わせて3DCGで描かれたリムがダンスを踊るのです。YouTubeの公式チャンネルのED動画のコメントを見ると「24分のオープニングから始まる本編」というものがあるほど、リムのダンスが可愛らしいのです。3DCGの進化を感じさせられます。

最近はアニソンが進化している

ここ最近、アニソンにおいて隠れた名曲のようなものが増えてきている気がしてます。LiSAや藍井エイルのような有名アニソンシンガーの曲はもちろん良いのですが、ハンブレッダーズのようなアーティストも、アニソン界から登場しています。

アニソンはテーマやメッセージ性が作品によって決められているため、ある程度のクオリティが担保されているのではないかと筆者は予測しています。「マイナーなアニメでもアニソンはめちゃくちゃセンスある」みたいなことが増えているので、見逃せません!

鷹の爪団が登場!

出典 公式Twitter

『迷宮ブラックカンパニー』の作中で登場するCMで、なんと、鷹の爪団が乱入してきます!

鷹の爪団といえばあの世界征服を狙う赤服のヤバい奴らです。2006年から放送がスタートし、現在も人気のある作品です。皆さんが子供のことに一度は見かけたことがあるはず。

『迷宮ブラックカンパニー』との繋がりや関連性は不明ですが、鷹の爪団が乱入してきたときには、Twitterで非常に話題になりました。

ラストシーンは地味に感動

『迷宮ブラックカンパニー』はTVアニメの1クールで綺麗に終わりました。

キンジはニノミヤダンジョンランドを経営し、お手本ともいえる経営手腕でビジネスを展開し続けていました。そんな風景を見ていたワニベは「キンジは日本に帰ろうとしているのではないか?」という疑念を持つように。ということでお別れパーティを開催することになります。

今までキンジに対して無愛想な態度をしていたシアも、流石に今回は乙女の顔に。しかし、キンジは日本に帰ろうとしていたわけではなく、世界展開のために各国のダンジョンに赴こうと思っていただけでした。

結局コメディ調のラストを迎えることになった『迷宮ブラックカンパニー』。ですが、EDの『ワールドイズマイン』の爽やかさもあり、「あ、もう終わったのか…」と喪失感のあるラストを感じさせました。地味に切なくなるラストです。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。

・『迷宮ブラックカンパニー』でビジネスをまとめる
・ヒロインが魅力的
・EDは本当に名曲

『迷宮ブラックカンパニー』は異世界系のジャンルの中で革命を起こしかねない作品かもしれません。これからの異世界系は『異世界×〇〇』の時代。その中でもビジネス色の強い作品は、社会人のような若者男性に興味を持ってもらえることでしょう。これからは『迷宮ブラックカンパニー』のような作品のメディアミックスが進むことでしょう。

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