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6

Sep

【かげきしょうじょ】2021夏アニメのダークホース!本編とエンディングの2段構え構成が面白い!

出典:かげきしょうじょ 公式サイト

エンディングテーマはパレード

「かげきしょうじょ」のモデルとなった宝塚歌劇団の舞台の後にはカーテンコールに相当する「パレード」と呼ばれる歌パートが存在します。本編のエンディング曲は宝塚歌劇団に楽曲を提供している斉藤恒芳先生が作詞作曲。

アニメ作品では他に「蒼穹のファフナー」や「劇場版xxx HOLiC 真夏ノ夜ノ夢」を手掛けるなど、多岐に渡って音楽活動を続けておられます。エンディングの出来はまるで舞台が終わった後のパレードにも似たミュージカルのような曲調なので、本編を更にドラマチックに彩り次回への期待感が止みません。

また、同じ曲で歌詞の異なる4パターンの楽曲が発表されていて、歌唱を担当するそれぞれのキャラクターの背景や、情景が伺える曲なのでキャラクターソングとしての面白さもあります。記事作成時点の10話までのエンディングパートの楽曲について概要を紹介していきましょう。

星の旅人

主人公の渡辺さらさ(千本木彩花)と、元JPX所属のアイドル奈良田愛(花守ゆみり)が歌唱するバージョンです。王子様のような衣装を着た主人公さらさと、お姫様衣装の愛がステージの上の星を目指す絵で締めくくられるパターンのエンディングで、シンプルなテーマかつスタンダードな曲です。(2・3・6・7話エンディングテーマ)

シナヤカナミライ

杉本紗和(上坂すみれ)と山田彩子(佐々木李子)のペアが歌唱するバージョンで、ハモリが心地よいバージョンです。特に山田彩子(佐々木李子)は作品中で飛びぬけた歌唱力を持つ設定なので、第5話では劇中歌のソロ曲「My Sunset」が披露されていて、こちらも斉藤恒芳先生の作詞作曲です。(4・10話エンディングテーマ)

薔薇と私

星野薫(大地葉)によるソロ曲で本編で描かれた薫の夢とある少年への淡い初恋が歌われています。EDテーマで描かれた男役としての薫は青いバラのようなマントで表現され、青いバラの花言葉は「不可能」から「夢かなう」へと変貌しているので、この曲ではやっとつかんだチャンスを掴む希望が歌われています。

本編のストーリーとリンクしているところが、ムネアツな曲でした。(8話エンディングテーマ)

薔薇と私

沢田千夏(松田利冴)と沢田千秋(松田颯水)の双子設定のキャラクター用のエンディング曲で、担当声優も双子が担当しています。9話では沢田千夏と沢田千秋の双子として、いつも一緒にいる存在への葛藤が描かれ、それぞれの道を歩む決心について表現されました。

道は別れても人生のどこかで交差するという思いは、声質が似ている不思議なハーモニーで彩られます。(9話エンディングテーマ)

まとめ

2021夏アニメのダークホースと呼ばれる「かげきしょうじょ」は本編の内容と同じく、スター性に満ち溢れた作品だったと言えます。その面白さのポイントとなるのは「少女たちの群像劇・お仕事アニメ・豊かな心情描写」という3つのポイントです。

「かげきしょうじょ」で描かれている普遍的な人間ドラマや、エンディングの楽曲は重厚で深みがあり、「原作漫画ファン・宝塚ファン・男性ファン」といったジャンルや性別の垣根を超えた魅力は、今後も新たなファンを獲得していくことでしょう。続きが気になる2期が楽しみなアニメがまた一つ登場してきました。

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