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10

Sep

【高橋留美子】Twitterを始めた伝説の漫画家アニメ作品をまとめ・解説

出典:Amazon.co.jp

らんま½

笑える格闘アクション+ラブコメ漫画という面白さの要素をぶち込んでヒットした、闇鍋のようなエンターテイメント作品です。性別が入れ替わる主人公という斬新なアイディアにも驚かされつつ、明るく健康的なお色気シーンによって、性癖を崩壊させられた多くのファンを生み出してしまった業の深い作品でした。

アニメは「らんま1/2」と「らんま1/2熱闘編」の2種類が存在しますが放送局の放送時間帯の変更によるもので、内容に特に違いはありません。劇場作品やOVA作品なども多数作られ、キャラソンなどのメディアミックスも盛んに行われていました。

主人公の早乙女らんま(女性バージョン)の担当声優は林原めぐみさんが担当していて、出世作となった事でも有名です。また、早乙女乱馬(男性バージョン)は山口勝平さんの初主演作となっていて、以降のアニメに山口勝平さんが登場するのは原作者推薦枠なのでしょう。

アニメは結末まで描かれてはいないので、原作でラストを確認しておきたい作品です。

出典:Amazon.co.jp

犬夜叉

原作は1996年の連載開始から12年近く続いた人気作品で、戦国時代を舞台とした、妖怪の「犬夜叉」と現代からタイムスリップした少女「日暮かごめ」の恋愛を絡めた冒険物語です。

原作の全558話というとてつもない話数の物語は、2000年から2004年までの「犬夜叉」と2009年の「犬夜叉完結編」で2回にわたってTVアニメ化されました。劇場版も4作制作されていてオリジナルキャラクターによる展開なども見どころがあります。

2020年にはアニメオリジナルのスピンオフ作品「半妖の夜叉姫」の第一期が発表され、2021年10月より第二期の放送が決定しています。世代を超えて愛される不動の人気作品となっています。高橋留美子先生の得意ジャンルの一つに短編ホラーの要素がありますが、本作の妖怪の描写などにもその一端が垣間見られます。

出典:Amazon.co.jp

境界のRINNE

ヒット作の犬夜叉が戦国・大河ファンタジー要素があったのに比べ、次作の境界のRINNEでは現代・コメディファンタジー要素に回帰してきました。「死神のような仕事」をする六道りんねと真宮桜のラブコメチックな日常を描きつつ、奇妙なキャラクターたちが登場する作風は「らんま1/2」に近いものが感じられます。

原作は全40巻で完結しており、2009年から2017年まで週刊少年サンデーで連載され、アニメは2015年から2017年にかけてNHKで3シーズン各25話が放送されました。バトル要素はあるものの「クール・淡白・貧乏」というりんねのキャラクターは、時代にマッチした主人公としてファンに受け入れられています。

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高橋留美子劇場

掲載誌がビッグコミックオリジナルという大人向けの誌面であることから、主人公の年齢層や購買年齢層が高い日常コメディの短編作品集です。2003年に全13話でTVアニメ化されました。

エッチな意味でないアダルト向けアニメなので、ちょっとした風刺やクスっと笑えるコメディ要素がある短編作品として構成されているので、人間ドラマとしての面白さがあります。深夜枠のアニメだったためあまり一般的な認知のない作品ですが、VOD配信などがあった際にはのんびり視聴してみてはいかがでしょうか。

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人魚シリーズ

週刊少年サンデー増刊号などでシリーズ連載されていた連作シリーズの総称です。高橋留美子先生のホラー作家としての要素が強く出ており、この作品に登場する「なりそこない」の造形などは犬夜叉、境界のRINNEやMAOでの妖怪や化物の原型ともいえるものでしょう。

1991・1993年にOVAとして制作されたほか、2003年にTVアニメシリーズとして高橋留美子劇場の第2シーズンとしてアニメ化されています。人魚の肉を食べて不老不死となってしまった湧太と真魚の2人が元の人間に戻る旅を通じて、巻き起こる人間ドラマが見どころの作品です。

出典:Amazon.co.jp

1ポンドの福音

週刊ヤングサンデーに不定期に集中連載された作品で、完結まで20年かけて完結した珍しい作品。減量苦のボクサー「畑中耕作」と修道院の見習いシスター「アンジェラ」との、ラブコメ要素とボクシングものという異色の組み合わせが面白い作品でした。

漫画単行本は全4巻で完結しており、OVAにて1988年にアニメ化されていましたが現在では入手困難です。耕作のボクシングにかける青春とアンジェラとの奇妙な恋愛の結末は漫画版で描かれています。

 

出典:【公式】少年サンデー編集部 公式サイト

るーみっくわーるど(OVAシリーズ)

1980年代に企画されたOVAシリーズで全3作が作られています。発表当時「うる星やつら」、「めぞん一刻」の連載期間中だったためそれぞれのファンの間でも、高橋留美子先生の作品がジャンルを問わない面白さであることが話題となりました。

漫画は3作とも「高橋留美子傑作短編集2」に収録されていて、VOD配信などでの視聴も難しいため概略のみの解説となります。

1.炎トリッパー:現代から戦国時代へとヒロインがタイムスリップするSF作品です犬夜叉に通じるところがあります。
2.ザ・超女:怪力でカワイイ貧乏暮らしのスペースパトロール隊員が大富豪の玉の輿を目指すSFコメディ作品です。
3.笑う標的:主人公に横恋慕した女性が「魔」に取り憑かれ、主人公の恋人を狙うシリアスなホラー作品です。

まとめ

高橋留美子先生はデビューから40年以上の間、数多くの作品を発表しつつ週刊連載を続けてこられた、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしい先生です。その精力的な活動から、「先生はいつ寝ているのだろうか?」といった疑問や、「どういった環境でお仕事をされているのか?」といった疑問がファンの間で取りざたされていました。

そういった疑問は、2021年6月にTwitterアカウントが作られたことで赤裸々に明かされています。そして伝説の漫画家、高橋留美子先生のフォロワーは現在36万人を超えました。伝説の内容は皆様ご自身でご確認ください。きっと高橋留美子先生への長年の疑問が氷解することでしょう。

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