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20

Aug

【死神坊っちゃんと黒メイド】坊っちゃんとメイドに呪いをかけた魔女の正体とは!?【本編がクライマックス】

魔女が呪いをかけた理由

天才的な魔法の使い手であり、魔界のボスに君臨していたシャーデーが、なぜ5歳の坊っちゃんに「触れたものはすべて死ぬ」という残酷な呪いをかけたのか。その背景には、悲しい恋の思い出がありました。

彼女の動機が詳しく描写されるのは原作12巻。激しい雷雨の夜、別邸に二人の亡霊(ゴースト)が現れます。彼らは坊っちゃんの祖父母、ヴィクトルとリズでした。そしてヴィクトルは「呪いの原因はわたしのせいかもしれない」と告白し、生前の記憶を語り始めます。

当時、最愛の妻リズを亡くしたヴィクトルは悲しみに包まれていました。そんな彼の前にシャーデーと名乗る女が現れます。シャーデーは自身を世界一の魔女だと言い、ヴィクトルに寿命を20年差し出すことで「死後、亡霊としてリズと一緒にいられる」ようにするという契約を持ちかけます。

リズが恋しいヴィクトルはこの申し出を受け入れるのでした。

ヴィクトルに興味が湧いたシャーデーは、しばらく彼を観察することにします。そして徐々にヴィクトルに想いを寄せるようになります。長い月日が流れ、老人となったヴィクトルの元にシャロンとアリスが使用人としてやって来ました。リズと似た雰囲気のシャロンに、ダレスは激しい嫉妬を覚えます。

そしてヴィクトルが死に、シャーデーの妬みはシャロンだけでなく、恋する全ての人間への憎悪に変わっていくのでした。

シャーデーが坊っちゃんを呪った理由。それは、幼い坊っちゃんが大好きなアリスのために四葉のクローバーを摘んでいる姿が、たまらなく憎らしかったからです。呪いをかける際、シャーデーは坊っちゃんの耳元である言葉をささやきます。――誰からも愛されず、誰も愛さない。惨めな人生を送ってちょうだい。

出典:死神坊っちゃんと黒メイド 公式サイト

そして、物語はクライマックスへ――

魔女シャーデーが坊っちゃんやシャロンを呪った理由。それはシンプルに、嫉妬による八つ当たりでした。とんでもなく身勝手で、魔女らしいと言えば魔女らしい動機です。普通、こんな理由で呪いをかけられたら相手が許せなくなって当然です。

ところが坊っちゃんは、呪いをかけた時にシャーデーが抱きしめてきたことに注目し、きっと彼女も苦しかったんじゃないかと推測します。そして過去に戻り、彼女に呪いを解いてもらうだけじゃなく、死なせず未来に連れて行こうと決意します。……イケメン過ぎませんか! アリスがベタ惚れするのも分かりますね。

そして……!現在連載中の原作漫画では、魔法によって過去に戻り、シャーデ-が坊っちゃんにかけた呪いを解くという壮大な作戦を実行中です! (この前にも1回過去に戻っており、その影響でシャロンは復活しています。)

シャーデーとの最終決戦は、大人数で挑むと警戒されるとの判断から、少人数で決行されることになりました。指揮をとるのは、シャーデーに幼児化と不老の呪いをかけられた魔術師のニコ。防御役としてフリー、回復役にはサラ。要である過去への扉を開くのは、魔法の才能を見込まれたザインの役目になりました。

さらに説得役として、シャーデーの想い人ヴィクトルの孫である坊っちゃん。もちろんシャーデーの妹であるダレスも戦線に加わります。

戦力としては最高の布陣。しかしここで一つの懸念が残っています。坊っちゃんは戦いではなく話し合いで解決したいと思っており、シャーデーと友達になりたいとまで考えています。一方のニコは、まず話し合いというスタンスには同意していますが、シャーデーが自ら呪いを解いてくれなければ殺すと宣言しています。

ニコは過去にシャーデーを殺した魔術師の一員であり、その際に多くの仲間の命を奪われているという、因縁の関係です。果たして坊っちゃんはシャーデーを無事に説得できるのか。ダレスとの姉妹関係は修復できるのか。敵と遭遇したニコは恨みを抑えられるのか。

そして何より、坊っちゃんにかけられた呪いを解き、みんなで笑って日常を過ごせるハッピーエンドを迎えられるのか。4年近くにわたって続いてきた物語は今、最高の盛り上がりを見せています。

アニメを見て気になっていた方。原作を途中で読むのを辞めてしまった方も、今が大チャンスです。ぜひリアルタイムで物語のクライマックスを見届けてください。井上小春先生の『死神坊っちゃんと黒メイド』は小学館の漫画アプリ「サンデーうぇぶり」にて毎週火曜日に連載中です。

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