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暑い夏。コロナのストレスも加わり日々どんよりとした気分で過ごしているあなたに、憂鬱を吹き飛ばすラブコメ作品を紹介します。その名も『死神坊っちゃんと黒メイド』。ある「特殊体質」を持った坊っちゃんと、ちょっとHなメイドさんが織りなす、ドキドキのラブコメディです。

原作は井上小春(いのうえ・こはる)先生による漫画作品。小学館の漫画アプリ「サンデーうぇぶり」のオリジナル作品として2017年10月から連載されています。連載当初からジワジワと人気を集め、今夏、ついにアニメ放送が決定！

アニメーション制作は「ダンまち」シリーズを手掛けるJ.C.STAFF。ぬるぬる動くメイドさんの誘惑シーンと、坊っちゃんの初々しい赤面が見どころとなっています。今回は、そんな「死神坊っちゃんと黒メイド」の魅力を3つに絞ってお伝えしていきます。

出典：死神坊っちゃんと黒メイド 公式サイト

魅力①メイドさんの逆セクハラ

本作の魅力の第一は何か、と問われればヒロインの黒メイド「アリス」による坊っちゃんへの「逆セクハラ」。これに尽きます。男女問わずセクハラはもちろんNGですが、ご安心ください。

本作の逆セクハラとは、ただただ坊っちゃんのことが大好きなアリスが、時にさりげなく、時に大胆にセクシーアピールを繰り返すという内容になっています。初心な坊っちゃんは想いを寄せるメイドさんのHな姿を見て動揺しつつも、内心はちょっとうれしい。大好きな坊っちゃんが恥ずかしがる姿を見れるメイドさんもうれしい。

そんな二人を眺める視聴者もうれしい。という三方良しな展開です！実はこの作品、お色気コメディには珍しく「お触り」が一切ありません。それは主人公である坊っちゃんの特異体質が関係しています。

坊っちゃんは5歳の時、魔女に「触れたものはすべて死んでしまう」という呪いをかけられました。この呪いは非常に強力で、服の上からでも効果をもたらします。つまり、手袋をしていても握手することはできず、ひと肌恋しい時に抱きしめてもらうことさえできないのです。

呪いのせいで想い人を死なせてしまうわけにはいかないので、当然坊っちゃんはアリスを遠ざけようとします。しかし坊っちゃんが大好きなアリスは微塵も恐怖を抱くことなく、坊っちゃんに触れないぎりぎりの距離でお世話したり、逆セクハラ(！)したりします。

互いに触れ合いたいのに、手を握ることさえ叶わない。そんな切なさを胸に秘めながら交わされる二人のやり取りが、もう最高なんです笑アリスの誘惑シーンが上品なのもポイントですね。胸をはだけさせたりスカートをたくし上げる動作の一つ一つに、メイドらしい品があります。

そして、アリスが時折見せる笑顔の破壊力！　普段はクールなメイドさんであるアリスが不意に頬を赤らめたりするシーンには、ハートを射られること間違いなしです。