仮面ライダーW　風都探偵とは？

さて、そして今回、話題となっているのが、仮面ライダーWの正統続編と言われている。「風都探偵」。

そんな風都探偵は、青年マンガ雑誌である「週刊ビックコミックスピリッツ」にて連載をするということを前提に、あえて意図的にマンガのタイトルには「仮面ライダーW」というワードを使わず、特撮ファン以外の人々も巻き込んで注目をしてもらおうというコンセプトのもと、制作されたそう。

バディ探偵である左翔太郎とフィリップという仮面ライダーWでのお馴染みキャラクターはそのままに新たに、謎の美女である「ときめ」をメンバーに加え、風の街である風都で発生する数々の難事件に仮面ライダーWが立ち向かっていくというストーリー。

実写版の仮面ライダーWのストーリー性を見事に引き継いでいるといえますね。それでいて、実写版になかった新キャラクターを加えて新しい作品としての新鮮さも忘れない内容となっています。これは目が離せませんね。

魅力的なキャラクターはそのままに

マンガやアニメの新作となったからといって、まったく別の作品になってしまったわけではないということは、お分かりいただけたかと思います。主人公キャラクターである左翔太郎やフィリップを含め、他にも魅力的なキャラクターが盛りだくさんなんです。

例えば、照井竜。照井竜は、超常犯罪捜査課の警視で鳴海探偵事務所の所長の夫。そして、なんとこの照井竜は、仮面ライダーアクセルにも変身します。

さらに、その鳴海探偵事務所の所長で照井竜の妻である、鳴海亜樹子。このキャラクターも非常に強烈なキャラクター。大阪出身という設定で、いつもスリッパを片手に持ち、強烈なツッコミを炸裂させています。

そして、フィリップについては先ほどもお話しましたが、その能力についても主人公キャラクターにふさわしい能力となっています。
こちらの仮面ライダーWの世界では、「地球の本棚(ほしのほんだな)」と呼ばれるものが存在しています。この地球の本棚は、地球におけるすべての記憶が格納されているといわれている精神世界。

ただただ無限に続いている真っ白な空間に数え切れないほどの本棚が並んでいて、その本一冊、一冊が地球の記憶そのもののデータベースのようになっているそう。
こちらの使用者に関しては自由に本棚で検索をかけることができ、本を選択することができます。

しかし条件は存在し、確認をしたい本の情報がなければ検索をかけることはできず、1人の人間に関する情報の本が存在したとしても、その人間の感情までの情報は知ることができません。
そして、本の検索をかけたとしても中身が既に削除されていたり、カギがかかって確認できないものもあります。

万能の力ではないにしても、そんなすごい能力をフィリップは脳内に宿しています。
これだけでも、すごく惹かれるキャラクター設定ですよね。

出典：Amazon.co.jp

アニメ版「風都探偵」も仮面ライダーWの正統後継作品

アニメ化が決定し、2022年には配信開始も決定している「風都探偵」。総合プロデューサーである塚田英明氏は、「ファンの気持ちを常に想定した視点」を心がけて、アニメ製作をおこなっているとのこと。

自分自身も原作がメディア化される時などに、違和感を感じることが非常に多いそう。しかし、正統続編として描かれた「風都探偵」では、まったくその違和感は感じなかったそう。それは、マンガ作者の三条陸先生が先ほどの「ファンの気持ちを常に想定した視点」を心がけていたから。

それによって、ストレスフリーな風都の物語が実現したのです。そんな思いが込められたアニメ版「風都探偵」にも、期待が高りますね！

まとめ

いかがでしたでしょうか？実写版の仮面ライダーWに関しても非常に大人気でしたが、今回のマンガ版およびアニメ版の仮面ライダーWの正統続編である「風都探偵」についても非常に期待が持てそうですね。

作り手の方々の熱い思いも込められていて、とてもこだわり抜かれた作品というように感じました。仮面ライダーWを知らない方々でも物語を楽しむことができるように製作されているので、新たなファンも増えるかもしれません。是非、仮面ライダーWと合わせてチェックしたいところですね。