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Jul

【小林さんちのメイドラゴン】トールの愛情はどうしてやたら重いのか? 徹底検証

出典 : Amazon.co.jp

2021年夏より2期の放送が始まる『小林さんちのメイドラゴン』より、ドラゴン側の主人公・トールを大特集!
1期でも包み隠さず小林さんに愛情を注いでいた彼女ですが、2期では更に積極的になります。その背景について徹底検証します!

トール キャラクター概要

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『小林さんちのメイドラゴン』に登場する女性キャラクターで、本作の主人公の1人。
人間と敵対する「混沌勢」に所属していたドラゴン
本来の姿はスラブ神話の火の蛇と類似している竜ですが、人間界では二又の角と竜の尻尾を生やした金髪ツインテールの成人女性です。

異世界にて単身で神との戦いに挑み、重傷を負って人間界に落ち延び、そこで小林さんと遭遇。
酔っ払っていて意識不明瞭の彼女から刺さっていた神剣を抜いてもらったことで一命を取り留め、その恩を返すべくメイドとなり、彼女のマンションで一緒に暮らすこととなりました。
その後、小林さんの親戚「小林トール」と名乗り、自分を慕い人間界にやってきた幼竜カンナも合流し、3人での同居生活を営んでいます。

当初は人間を見下していましたが、小林さんに助けられ、彼女の懐の深さに感銘を受けたことで考えを改め、人間の中にも信用できる者がいると認識するようになりました。
一方で小林さん以外の人間に対しては「劣等種」「下等生物」と心中で罵るなど、現在も基本見下していますが、悪気があってのことではなく「そういうもの」と教わってきた結果のようです。

そういった異種族ならではの抜本的な価値観のズレを除けば、明るく甲斐甲斐しく気配りができる献身的な女性。
几帳面できれい好きなため、家事全般を恙なくこなします。
愛想が良く礼儀正しいため、ご近所や周辺住民からの評判も良好です。

人間界でも本来のドラゴンの姿に戻ることが可能で、力もそのまま。
人間態でも強大な力を発揮することが可能で、主に小林さん絡みで暴走することもしばしばあります。

担当声優は桑原由気(くわはら ゆうき)さん

小林さんに対する愛情はLikeではなくLove(性的に愛してます)

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「小林さんの伴侶でその愛はエターナルです。好きなものは小林さんで、嫌いなものはそれ以外です。」
「♡♡♡♡小林♡♡♡♡さん♡♡♡♡私のベターハーフです。愛しています。早く繁殖したいです。実は心の繁殖はもうすでに進行しています。」

公式の人物紹介でもこう訴えているように、トールの小林さんに対する愛情は完全にLoveであり、本人いわく「性的に大好き」
百合という表現すらソフトに思えるほどの苛烈な愛情なのは間違いありません。
小林さんからも頻繁に「愛が重い」とゲンナリされるほどです。

そんなトールの行き過ぎた愛情表現は、『小林さんちのメイドラゴン』における名物コーナーとも言えます。
1期1話の時点で小林さんのシャツに付いた老廃物を舐めようとするなど、既に暴走MAX状態。
スキンシップを求めるのは日常茶飯事で、常に性交の機会を窺っています。

とはいえ、体が目当てという訳ではありません。
小林さんのためなら見下している人間と親しくすることも厭わず、小林さんに害をなす者、恋敵になりかねない者に対しては安易に抹殺を試みようとするくらい独占欲が強く、性別も種族も越え、あらゆる面で重すぎる愛情を抱いています。

何故愛が重いのか?(小林さんが素敵すぎるからです)

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トールの朝は早く、4時にはもう起床しています。
小林さんが起きる7時頃までにお弁当と朝食を作り、出社した後は洗濯物や買い物をして、カンナが帰ってきたら彼女の世話をします。
その後、小林さんを迎えに行き、夕食を作ってお風呂を沸かし、一日を終えます。

一応、メイドとして雇われているという形式ではあるものの、双方にそのような意識はなく、トールは小林さんに尽くしたいからそうしているだけです。
アニメ1期最終話では「小林さんは私の光」とまで言っていましたし、自分を連れ戻そうとする父・終焉帝(しゅうえんてい)を小林さんが退けた際には「(見返りに)全部あげます」とまで言っていました。
小林さんが「重い」と言うのも頷けるところです。

そこまでトールが小林さんにこだわる理由は、1期の範囲でも十分に描かれてはいましたが、2期以降の範囲ではより深掘りされています。

まず前提として、トールはそもそも重いタイプのドラゴンのようです。
彼女がかつて神に戦いを挑んだのは、単に好戦的な性格だからではありません。
誰よりも戦いを終わらせたいという気持ちが強かったため、その元凶と信じる神を潰そうとしたのです。

ドラゴンという種族は、自由気ままに生きるのが常。
強靱な身体と圧倒的戦闘力を持っているため、自由を阻害する者もほとんどいないのでしょう。
その中にあってトールは自分勝手に生きることが苦手なようで、かといってしがらみも好きではなく、自分で自分を雁字搦めにしてしまうところがあります。

結局、混沌勢の代表格である父親の呪縛から逃れたくて自由を欲し、神に戦いを挑みましたが、その先にあったのは「何をしていいかわからない自分」だけ。
自由を得たところで虚しいだけだったと絶望しかけたところに、小林さんが現れ救ってくれたのです。
某アニメよろしく「退屈から救いに来た」訳ではないでしょうが、この時の小林さんがトールにとって道標となったのは確かで、前述の「小林さんは私の光」という表現も頷けますね。

トールは自分の強さに誇りを持っていて、その優劣をかけて戦っていたと言います。
しかし心の優劣をつけることはできず、それでも強く在ろうとしたところに、小林さんの存在で安らぐ自分を見つけ、そういう「何もしなくても他者を救える心が在る」と知りました。

つまり、トールにとって小林さんは「混沌勢のドラゴン」ではなくなった自分に新しい価値観を与えた人物なのです。
彼女の愛が重いのは、小林さんに人生観を一変させられたからと纏めることができるでしょう。

まとめ

2期ではシリアスなエピソードが結構多くて、トールの過去についても掘り下げられます。
彼女の背景を知ることで、どうしてあんなに愛情が重いのかを知ることができるでしょう。
より愛しくなること間違いなしです!

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