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Jun

【ネタバレあり】なぜ怪獣!?本編が急展開!?ジャンプ+で話題沸騰『怪獣8号』

出典 少年ジャンプ+公式

魅力①応援したくなるキャラクターたち

怪獣8号に登場するキャラクターは、それぞれいろんな悩みを抱えながらも、自分の目的に向かって走り続ける、熱いキャラクターばかりです。

まず、主人公の日々野カフカ。32歳の成人男性という、少年漫画の主人公としては異色の設定ですが、1話の彼の境遇は多くの人が共感できるのではないでしょうか。夢に破れ、自分の才能に失望し、テレビの向こうの輝く世界をまぶしく見つめるカフカは、現代人の写し身です。

しかし、カフカは大人のカッコよさもちゃんと持ってるんですね。まず遺体清掃の仕事にまじめに取り組んでいたこと。この経験は怪獣退治にも役立っています。それから、怪獣の力を手にしながら、カフカはそれを私欲のためには決して使わず、人を助けるためだけに用います。
だからこそ、プライドの高いキコルや、はねっ返りの青年であったレノ、凄腕の保科副隊長が彼の存在を認めていく過程は、胸がすくような気持ちよさがあります。

脇役も魅力的な存在ばかりです。後輩である市川レノは、カフカに助けられてから、常に彼を慕い、正体がばれないように気を配ります。また、自身の命を顧みず人命を助けようとする勇敢さを持っています。入隊試験では解放戦力(防衛隊スーツの性能をどれだけ引き出せているか数値化したもの)は8%だったのに対し、戦線に加わってからは20%を超えるなど急成長を見せており、今後が楽しみなキャラです。

カフカとレノの同期である16歳の少女・四ノ宮キコルは、カリフォルニア討伐大学を飛び級で卒業した、防衛隊期待のルーキー。試験時の解放戦力は46%とダントツ。保科副隊長に「すでに小隊長クラスやん」と言わしめる才能の持ち主です。性格は高飛車で高慢、「完璧」に異常なこだわりを見せます。その背景には彼女の父である防衛隊長官・四ノ宮功の厳しい教育がありました。父に振り向いてもらいたい一心で苛烈な努力を続けてきたキコル。彼女のそんな一面を見て、落とされた読者も多かったのではないでしょうか。

ほかにも、表ではひょうひょうとしながら、裏ではカフカにこっそり疑いの目を向けている双剣使い・保科宗四郎副隊長。解放戦力が伸びないことに苦悩する新人隊員・古橋伊春など、応援したくなるキャラクターが目白押しです。隊長となった幼なじみの亜白ミナも、まだ描写は少ないですが、カフカのことを気にかけている様子。今後の二人の関係にも注目です。

魅力②迫力満点の戦闘シーン

本作の目玉である、怪獣8号&防衛隊員と、怪獣たちとの戦闘。これがめちゃくちゃかっこいい!

特に松本先生の圧倒的画力で描かれる見開きでの討伐シーンは、何度も見返したくなるほどです。スマホのアプリだと見開きで表示されず、片ページずつになってしまうのが惜しいところですね。

しかし松本先生のすごいところは、スマホの画面構成を意識したコマ割を組んでいる点です。読者の視線が自然に流れるようにキャラやセリフを配置しているので、ストレスなく、映像を見ているような感覚でページをめくることができます。

魅力③息もつかせぬ展開の連続

週刊連載は話ごとのヒキが大事。とはいっても、毎回ちゃんと盛り上がりを作るのは難しいもの。その点、怪獣8号はピンチと爽快感のバランスが非常に巧みで、毎週ハラハラドキドキの展開を見せてくれます。

怪獣8号が仲間の危機に颯爽とかけつけるシーンで終わっていると、ついにキターと期待に胸が高鳴ると同時に、早く続きが読みたい!と焼きもきさせられます。

主人公大ピンチ!? この先どうなる?

第31話で、追い込まれた敵の怪獣が自爆をはかります。爆発すれば、防衛隊員は全滅。街も消え去るという絶対絶命のピンチの中、カフカはついに、隊員たちの前で正体を表します。

怪獣8号の力で、何とか街を救ったカフカ。しかし彼を待っていたのは、防衛隊による拘束でした。はたしてカフカは、無事に仲間のもとに戻ることができるのか。最新34話では、ついにキコルの父である四ノ宮長官と対峙します! 人間でありながらめちゃくちゃ強い四ノ宮長官。彼にも何やら秘密がありそうです。

「エピソード4・捕らわれた怪獣8号」が展開中の『怪獣8号』。ジャンプ+にて絶賛連載中です。

まとめ

いかがだったでしょうか。本記事では、

・怪獣8号とは?
・怪獣8号の魅力って?
・主人公大ピンチ!? この先どうなる?

についてまとめました。本編も大盛り上がりを見せている『怪獣8号』。大人気だけに、今後、アニメ化などのメディアミックスにも期待が高まりますね。

怪獣8号は既刊2巻。最近知った人でも集めやすい巻数となっています。この機会に、ぜひ単行本を手に入れてみてはいかがだったでしょうか。

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