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【鬼滅の刃OP】LiSAの歌う「紅蓮華」のコード進行を徹底解説!なんであんなにテンションが上がるの?

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引用:amazon.com
連載が始まった当初、熱心なジャンプ読者の方々は「面白いけどなんとなく打ち切りになる未来が見える...」とさえ思ったとも言われる鬼滅の刃。何となく初期のジョジョを思い出すという人もいました。ですが、アニメ化においてもはや疑いようもなく社会現象クラスで売れたと言っても良いレベルまで人気になりました。
もちろんそれには主題歌である紅蓮華という楽曲に力があったという事も一端を担っているでしょう。
というワケで、いまだに人気の衰えない紅蓮華の秘密を探っていこうと思います。

ド頭の歌唱部分~イントロまで

C D Em Bm C D Em (歌唱部分、Bメロ)
Em D G(イントロ)

ご覧の通り、非常にシンプルかつ潔いコード進行になっております。(余談ですが、筆者のギターが半音下げになっていたため、最初耳コピした時は違う文言ではじめました。笑)
90年代の曲によく頻出した所謂「サビ頭」の曲とはちょっと違い、この曲はBメロがド頭に来ております。ここがこの曲の一番の特徴と言えます。なにせBメロがサビの王道進行へのカタルシスへのカギとなっており、サビだけ聞いてももちろんピンと来るメロディではあるのですが、その良メロディをグンと押し上げる役割を果たしているので、ド頭にこのBメロを持ってくるのはもはや「ズルい」とさえ思うレベル。
Bメロの高揚感を聞かせておいて、ブリッジのような役割を持ち、リフがカッコいいイントロに繋がる。そしてAメロ。


引用:amazon.com

Aメロ(A’メロ)のコード進行

Em D C D Em D C D

こちらも挑戦的な程にシンプル。昨今のアニメソングはクリシェ進行なんかを駆使した複雑なモノが多かったので、そういったファクターも爆発的にこの曲が売れた理由の一つかもしれません。JーPOPで言えば、あいみょんの曲なんかが非常にシンプルなコード進行で知られていますが、そういった意味でアニメソングもこれからまた、紅蓮華に習いシンプルなコード進行が流行ってくるかも知れませんね。
さてAメロですが、同じコード進行で二つのメロディがあります。(この記事ではA’と表記させていただきます。)何故Aメロを単純に二回繰り返さなかったかは、このA’メロが疑似Bメロのような効果を担っているからです。先ほども記述した通りド頭にも持ってきていたBメロはサビへのワクワク感を高めるためのビルドとしての役割が強いため、サビと同じコード進行(サブドミナント→ドミナント→トニックの代理、裏コードという王道進行)になっております。しかし、あくまでもサビへの布石ですから、Bメロはある工夫をしてちょっとした浮遊感を与えているのです。その浮遊感はハーモニーとして、コードに対し4度で構成されているリフが乗っかている事により生み出されているのです。アレンジ的な意味でもピアノとシンセによる音色でのリフがさらに浮遊感を演出しております。4人組バンド等でしばしば見られる手法やアレンジであり、00年代から続くギターロック/ピアノロックにもよく出てきます。それによりBメロというより「サビ前」とでも表現すべき部分になっているため、A’メロを疑似Bメロとして仕立てているのでしょう。

サビのコード進行

B(どうしたって~の部分) C D Em Bm C D♯dim Em D

気持ち良いくらいにど真ん中直球なコード進行!クセらしいクセと言えばCとEmの間にあるパッシング・コードとして用いられているD♯dimくらいでしょうか。とはいえパッシング・コードもかなりよくある手法なので本当にシンプルです。だからこそサビ前と「どうしたって~」の部分が活躍しているんですね。
この紅蓮華を聞くと本当に良メロディと、それに照準を合わせた聞かせ方を心得ていれば素晴らしい曲が出来上がるという答えのような曲です。そして、アニメ好きの人々の心を捉えて離さなかった理由でもあると思います。ここ最近は特に売れるアニソンの特徴として「少々わざとらしいくらいのブレイク、そしてその後のサビのカタルシス」というのがありますので、曲のド頭からサビでなく「Bメロ」を聞かせ期待感を煽り、カッコ良いだけでなく、リズミカルなイントロのギターリフを滑り込ませる事によってロック感、思わずリズムに乗ってしまうような感覚を染みこませてからの抑え気味なAメロ。そして疑似Bメロのような役割で飽きさせないA’メロ部分をはさんで「からの」さらにBメロです。しかも、ド頭と同じ様にアレンジ的にギターやベースなどの主となる音数をかなり抑えて期待感を煽る演出。ここまで、散々刷り込まれた「王道進行」で、かつ4度のハーモニーのリフも裏でなっている、まさしく160キロのストレートの前に投げるスローカーブのごとく。もうここまで来れば次の球種がわかっていても打てません。お手上げです。丁寧に積み上げた挙句の一度ブレイクする「Bコード」でのどうしたって~からの王道進行のサビです。売れるアニソンの教科書のような素晴らしさ。
疑いようもなく、紅蓮華はアニソンの一つの到達点と言えるでしょう。

引用:lisani.jp

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