24May
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2018年はアニメ『とらドラ!』放送10周年です!
それを記念して、メインヒロイン・逢坂大河(あいさか たいが)の魅力をご紹介します!
「逢坂大河」プロフィール
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名前:逢坂大河
クラス:2年C組
血液型:A型
身長:143.6cm(公称145cm)
好きなもの:トンカツ
嫌いなもの:辛い物
声優:釘宮理恵
『とらドラ!』のメインヒロイン。
とても小柄で、「まるで人形のよう」と形容されるほど美しい容姿を持つ女の子です。
外見とは裏腹に極めて攻撃性が高く、常時木刀を携帯していて、突っかかってくる相手には暴言・暴力で対抗する強気な性格。
そんな彼女の姿を揶揄する意味合いで、周囲からは「手乗りタイガー」と呼ばれています。
しかしこれらの表面的な性格は彼女なりの強がりや虚勢であり、本来の性格は泣き虫でドジッ子、そしてネガティブ。
また思いやりの心も備えており、友人や信頼している相手には人一倍強い親愛の情をもって接します。
揺れ動く恋心
『とらドラ!』の主人公・高須竜児(たかす りゅうじ)は、クラスメイトで快活な女子・櫛枝実乃梨(くしえだ みのり)に好意を寄せています。
そして大河は、かつて一度自分に告白しフッてしまった生徒会副会長(次期会長)の北村祐作(きたむら ゆうさく)を想っています。
そんな竜児と大河がそれぞれ自身の恋を成就させるため、お互い協力し合おうと協定を結ぶ――――それが『とらドラ!』という物語の発端であり、基本構造でもあります。
しかしこの協定は、物語が進むにつれ大きな壁となっていきます。
竜児と大河は協力し合う中でお互いの距離を縮めて、やがて惹かれ合っていきますが、「相手に好きな人がいてそれに協力する約束をしている」という事実がその足枷になってしまうのです。
しかも北村は竜児の、実乃梨は大河の親友。
このドロドロした人間関係が『とらドラ!』の魅力であり、同時に胃をキリキリさせる原因にもなっています。
特に大河は、実乃梨がある時期から竜児に惹かれていることを察していて、友情と恋の板挟み状態になってしまいます。
また自分自身の中でも、北村に好意を抱いていたにもかかわらず竜児へ気持ちが傾いていることへの戸惑いもあり、自分の気持ちを押し殺してしまいます。
暴力的なようでいて、誰よりも繊細。
それが逢坂大河という女の子なんです。
手乗りタイガーの真相
大河は母親とかなり似た性格で、特に攻撃的なところは確実に母親から譲り受けたものと言えるでしょう。
ただ、それだけが彼女の「手乗りタイガー」たる要因ではありません。
大河の父親である逢坂陸郎(あいさか りくろう)は名のある実業家で、金銭面においては裕福な家庭に生まれました。
ただ、この父親がかなりの曲者で、大河に高級マンションや家具を用意し、生活費も相当な金額を振り込むなど、一見すると娘の大河に愛情を注いでいるように見えますが……
実際には自分にとって都合の良い行動に終始する性格で、親としての最低限の責任を果たしていたに過ぎず、事業の失敗で会社が倒産すると大河を置いて夜逃げしてしまうような人物です。
両親は既に離婚しており、継母とも折り合いが悪く、大河は高校生でありながら一人暮らしをしています。
親からの愛情を十分には受けられず、自分を自分で守らなければならない環境。
それが「手乗りタイガー」でなければならなかった理由の一つなんです。
名場面playback
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大河は子供の頃にサンタを見た記憶から、サンタの存在を信じていると周囲にも話しています。
でも彼女はサンタなんていないと知っています。
いないサンタを待ち続けることが、大河にとっての精神安定剤でもあったのです。いないとわかっていれば裏切られないから。
でも第19話「聖夜祭」では、彼女の元に着ぐるみを着たサンタが現れます。
その正体は竜児でした。
最初からそうだとわかっていながらも、大河は彼に甘えます。そしてそれは、今まで彼女がずっとしてきたことでもありました。
甘えられた理由は……
大河が自分の気持ちに本当の意味で気付いた、非常に重要なエピソードです。
オススメグッズ紹介
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『とらドラ!』は大ヒット作品で、大河はそのメインヒロインなので、グッズに関してはかなりの数がリリースされています。
ただ2008年放送のアニメなので、その多くはかなり昔に発売された物……と思いきや、なんと近年も一定数グッズが作られているみたいです!
特にオススメなのは、カーテン魂が2017年に発売した「とらドラ! 大河 描き下ろし B2タペストリー 横幅約51cm×高さ約72cm」。
同デザインの抱き枕カバーやウェディングドレス姿の大河が描かれているグッズもあります!
まとめ
アニメ放送から10年が経っても未だに新作グッズが作られるほどの人気ぶり。
いわゆる「暴力系ヒロイン」があまり受け入れられなくなった今でも、大河は多くのアニメファンの心に今もなお残ってるんですね。
彼女の強がりの裏にある健気さは、これからもたくさんの人を魅了し続けることでしょう。
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