アニソンシンガーYURiKA デビュー4周年記念⽣配信イベント『特別企画!Shiny Stage YURiKA BEST20』オフィシャルレポート! ファンと選んだBEST20を動画や生歌唱で発表! #アニソン #YURiKA

自身のデビュー4周年記念日となる2021年2月22日、YURiKAが『特別企画!Shiny Stage YURiKA BEST20』を開催された。

毎年デビュー記念日である2月22日に「Shiny Stage」と名付けた全曲歌唱ライブを行ってきたYURiKAだが、今年は新型コロナウイルスの影響によりライブ開催を断念。
その代わりとしてファンからの投票でYURiKA BEST20を決める記念配信イベントを開催することとなった。

事前にファンからの投票で選んだ<YURiKA BEST20>を決定。イベント当⽇に、過去のライブ動画、撮り下ろし映像、配信会場からの⽣歌唱など多彩な見せ方で発表していった。
開演前にはYURiKAのイベントではお馴染みとなってきた「YURiKAの開演前ラジオ」あり、コメントブースのユリカさんありと、まさにYURiKAづくし、のイベントとなった。

チャット欄は順位が発表されるたび「意外!」「そう来たか」と様々な感想も寄せられ、YURiKAのデビュー4周年を共に祝う雰囲気にあふれた。


生歌唱のライブコーナーではYURiKAをこの4年支え続けたバンドメンバーからギター吉田穣、バイオリン多ヶ谷樹、ピアノあいあい、の3名による生演奏に合わせての歌唱パフォーマンス。

アコースティック編成ならではのアレンジで、力強くも透き通った歌声を響かせた。

1位となったのはデビュー曲「ShinyRay」。

過去の1周年、2周年、3周年ライブのパフォーマンスから作成されたスペシャルダイジェスト版を届け、動画終わりに続けてファンへの感謝、自身のこれからの決意を語り、「4年目のYURiKA」が配信会場にて生歌唱を披露。デビューから4周年までの軌跡を辿る特別な演目となった。

どこかで聞いたことがある?風のBGMに乗せてYURiKA BEST20の結果まとめの発表、さらに特典付きチケット購入者向けの特典CD収録曲が1部「眠れる本能、Le zoo」 2部「ふたりの羽根、ShinyRay」」となる事が発表され、イベントは終了した。

5周年へ向けてのYURiKAのこれからにますます目が離せない、そう感じさせる特別配信イベントとなった。

特典付きチケット購入者は3月13日に行われるオンラインサイン会に参加し、本公演のダミーチケットへのサインを入手できる。

また、2月26日(金)アーカイブ動画を同時に再生しながらTwitterでYURiKA本人と一緒に実況をして楽しむ企画「BEST20実況大会」が開催される。
本配信は2021/2/27(土)22:00までアーカイブ配信チケットを購入・視聴可能なので、まだご覧になっていない方は是非この機会にご覧いただきたい。

<本人コメント>
一緒に4周年をお祝いしてくれてありがとうございました!
ランキングも意外な曲もあったりして、みんなとの歴史を思い出しながら楽しみました。これからも光見つめて歩いていきます!
そして配信ならではの楽しさ、実況大会もします!一緒に見てくださいね

もうすぐデビュー30周年! アニソンアーティスト福山芳樹配信ライブレポート!

1991年にメジャーデビューを果たして以降、その力強い歌声で現在でも多くのファンを惹きつける大人気アーティスト福山芳樹。
94年にはテレビアニメ「マクロス7」において主人公である熱気バサラの歌声も担当し、多くのアニメファンの心を掴んだ。
その後も多くのアニメソングを担当し、「日本のアニソングループ」の代名詞といえるJAM projectにも参加。アニメソングアーティストとしてもミュージシャンとしても活躍を続けている。 

そんな福山芳樹のメジャーデビュー30周年を目前に控えたLIVEが2020年11月23日に開催された。タイトルは「もうすぐデビュー30周年 予告編ツアー2020」。

会場である新宿ReNYにはソーシャルディスタンスが保てる最低限の人数が収容され、同時にライブの生配信も行われた。
スペシャルゲストとしてマクロスΔの劇中音楽ユニット「ワルキューレ」の美雲・ギンヌメールの歌唱を担当したJUNNAも登場。各方面から大きな注目が集まった。

ライブ開始と同時に響き渡ったのは高橋洋樹とのコラボ楽曲、手洗いの大切さを歌った「洗え!」だ。未曾有の2020年に対してストレートに、改めて手を洗うことの大切さを歌ったこの楽曲。直球なメッセージを言葉にし心に響かせる、それができるのも福山の力強い歌声があってこそ。そんな今年らしいメッセージをのせた楽曲をBGMに暗闇の中で舞台へ。眩しいライトに照らされた瞬間に披露したのが「Oh Yeah!」、立て続けに披露したのが「突き進めMY LIFE」。力強い歌声が会場に響き渡る。その声に乗せて届けられた様々な想いや前向きなメッセージが、観客のハートをガッチリと掴む。

ここで福山芳樹本人から改めて挨拶。会場内のファンに来てくれたことへの感謝を伝え、会場に来れなかったファンに向けてこう語りかけた。

「皆さんは家で、床が抜けるぐらいジャンプして、思いっきり歌ってください。」会場に来ることができないファンに対しても、会場にはない楽しみ方を味わって欲しい。そんな福山からのメッセージだ。
これに続いて、世界中でこのライブ配信が見れるとのことに対して福山がフリップで世界中のファンに現地の言葉で挨拶を行った。少し戸惑いながらも各国の言葉での挨拶を行う福山の茶目っ気に、力強い歌声とはまた異なった魅力が感じられた。

「動物の曲をいってみたいと思います。」先程のMCから引き続き、彼のお茶目なが垣間見える曲紹介。福山本人からの猫を真似た振り付けの説明もあり、その中で披露したのが「猫に聞け」。可愛らしいタイトルと茶目っ気たっぷりの曲紹介とは裏腹に、力強いイントロが奏でられる。そこにのせられるエネルギッシュな力強い歌声、それでいてメッセージは非常にポップで可愛らしい。この両方を見事に宥和した楽曲は、福山ならではの境地と言えるだろう。
そして、続けて披露されたのがこれも動物の歌。福山が飼っている鳩の歌である「ようこそニッポントウキョウ地区へ」。さらに続けて同じく動物の歌である「水玉のカバ」披露した。

 

そして次の曲、マラカスとタンバリンを用意して各々の楽器への思い出を語りながら「こんな人生を送れたらいいなと思っています」と言いながら演奏したのが「Mr.アップルヘッド」。優しい音色に乗せた、とある心優しい男の生き様をの歌だ。これに続いたのが福山本人が大ファンであるビートルズの足跡を辿り、それに触発されて作った「LONDON MAGIC」。続けて「夜が来て 明日が始まる」。優しい楽曲と混ざり合い、その中でも一際の存在感を表し続ける福山の歌声。実に多様な魅力に溢れる彼の楽曲達が次々に奏でられ聴く人々を魅了し続けたのだった。

ライブも中盤戦、ここで本日のスペシャルゲストであるJUNNAがステージに登場。

歳の離れた二人がお互いに緊張し、距離感を探りながらの交流をする。しかし、歌い始めればそんな遠慮は消し飛び、お互いの魂をぶつけ合うパフォーマンスがそこにはあった。最初に披露した楽曲は「マクロス7」の挿入歌として福山が歌った「REMENBER 16」。同じマクロスシリーズというアニメを通じて世代も生い立ちも違う二人の声がしっとりと混ざり合う。
続けて、JUNNA側の楽曲「魔法使いの嫁」オープニング「Here」。福山BANDの生演奏にのせて歌われることでこの曲にこれまでとは違った輝きが与えられた。

二曲を終えて福山からJUNNAへの誕生日プレゼント。大先輩から突然のプレゼントに驚きと感動を表すJUNNAのはにかむ姿、それに釣られてたどたどしくMCを進める福山。そこにはアーティストであると同時に一人の人間である彼らの魅力があった。そしてコラボパート最後に披露しされたのは福山が歌唱を担当した熱気バサラの代表曲「マクロス7」から「突撃ラブハート」。
これまでのコラボ曲とは異なる激しいこの曲で、二人の発する熱量がフロアと配信先の視聴者を圧倒した。
歌唱終了後、スペシャルゲストであるJUNNAを送り出し、しっとりとしたナンバーを歌い上げる福山。曲名は「月のささやき」。

ここでバンドメンバーの紹介があり、キーボードを担当する横田昭、通称「ぽんちゃん」の誕生日祝いもなされた。バンドメンバーによる美しいコーラスでお祝いと、プレゼントとして血圧計が進呈された。「体調に気をつけて、これからも末長くロックしてください」とバンドメンバーへの福山からのの心遣い。感激のあまり言葉を失う横田の姿が非常に印象的だった。
そしてここから改めて、長年連れ添ってきたバンドメンバーだからこそできるパフォーマンスが続く。一曲目に披露したのが「複眼」。曲中で多様な展開がなされる、福山の魅力を一つの一曲に凝縮した一曲だ。そこから福山がHUMMING BIRD時代の一曲「海をこえて」を披露。そして立て続けに「BINBO BIZZARD」と「ゼロになれ」が演奏され、声を出すことのできない会場の観客に対して手拍子や動作でのコールアンドレスポンスを作るなど限られた条件の中での一体感が演出された。
コールアンドレスポンスを行いながらもおもむろに子供用の帽子を被り始めるバンドメンバー達。ベースである森田哲朗に対して福山から「何か歌ってよ」とのフリを受けて「プライマリースクールキッズロックンロール イエロースクールバス!!」との掛け声から披露されたのが森田哲郎の楽曲、「きいろいスクールバス」。続いてキーボードである横田昭も一曲を歌い上げる。そして福山の「ねここしゃん」にて、この熱いメドレーが締めくくられた。

その後福山が次の曲の準備、通称「バサラギター」に持ち替えてラストナンバーに入る。演奏前に会場に「歌わないでくださいよ!!」と念押しをし、その前振りから鳴り響くイントロは「マクロス ダイナマイト7」オープニング「DYNAMITE EXPLOSION」。声を上げて叫びたくなるこの一曲、会場にいた全ての人が、気兼ねなくコール&レスポンスを行える日が来ることを心から願っただろう。そしてラストナンバー。「今日は皆さんの声が聞けません。それでも心の中で、大声で歌ってください。」と話し、配信用カメラに向かって「皆さんは大声で歌ってください」と話した福山。透明感のある声で歌い上げる締めの一曲は「ANGEL VOICE」だった。

歌唱終了後、「ちょっと待っててください!!」と言葉を残し一度舞台上から姿を消す福山をはじめとしたバンドメンバー達。余韻浸る間もなく、ライブTシャツに身を包みあっという間に戻ってきた彼らは、改めて会場に向けて「歌うなよ!!」と宣言し「武装錬金」オープニング「真っ赤な誓い」披露した。声を上げたいところを必死で堪え、必死に握り拳を天に掲げる観客の姿が非常に印象的だった。
そして福山は最後の一曲を前にこう語った。「折角の配信なのですが、枯れ果ててしまいました。こんな時もあるんだよ。でも、熱気だけは伝わったと思います。皆さんのおかげでです。ありがとうございます。」久々の観客の前でのライブ、これまで通りとはいかないことに忸怩たる思いもあったであろう。それでも熱気を全力で届け、フロアからの熱を全身で受け止める姿が非常に印象的だった。
今すぐ会うことができなくても、またいつか集まってライブができる日が来るはず。そんな思いを、この曲に託したのだろう。ラストナンバー「この空の下に君がいるから」。

そして最後に「みんなで、恒例に尾写真を撮りませんか!!」と福山から一言。観客との集合写真をおさめて今回のライブの締めくくりとなった。

優しい人柄と、その純粋な眼差し。伸びやかなハイトーンで魂を奮わす「ROCK」
福山芳樹という、一人のアーティストとしての魅力の詰まった最高のライブだった。
真の30周年記念ライブの時には、観客全員で声を上げて迎えられることを期待してやまない。

<レポート 一野大悟><編集 片桐貴文>

アニソンアーティストたちによる、医療従事者などへの寄付の啓蒙活動を目的とした「Grateful to You LIVE」レポート!<前編>

2020年11月13日、医療従事者などへの寄付の啓蒙活動を目的とした「Grateful to You LIVE」が開催された。

人気アニソンアーティスト達の競演する当ライブは、YouTubeによる無料配信とソーシャルディスタンスを保てる最小人数ではあるが、無料抽選で招待された観客を収容。
現在多くのライブが無観客で開催されている中で、ごく少人数ではあるが 現地にて音楽を楽しめる新たなスタイルを模索しようと、万全の感染症対策を行いつつ開催された。

この活動に賛同し、今回出演したのはいとうかなこ、栗林みな実、米倉千尋、YURiKAの4名だ。目的を共有し、心を合わせた四人の他では見ることのできないコラボレーションも今回の見どころである。

開演時間である19時、司会者が登壇して挨拶を行い「Grateful to You 」事務局長である川村正樹からの手紙が読み上げられらた。
「”社会に尽くすすべての人々に感謝を伝え、エンターテイメントの力で支援する”という趣旨で企画されました。」と司会者。
未曾有の危機を経験する中、自分たちのことに精一杯になり他者への感謝を忘れてしまう瞬間もあるだろう。そんな我々に改めて「今を生きるために大切なことは何か」を思い起こさせる非常に意味深いメッセージだった。

このメッセージを噛みしめつつ、ライブがスタート。最初にステージ上に今回のライブ出演者の中で最年少、YURiKA。

白い衣装に身を包み眩しい笑顔で登場した彼女が最初に披露したのは「リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを」の主題歌「Dream Flight」だ。ライブ開始と同時に流れるそのアッパーなリズムが観客の心を鷲掴みにする。一曲目を終えてYURiKA自身がこう語った。「こうしてお客さんの前で歌うのは、本当に久しぶりで私自身もすごくすごく楽しみにしていました。」
長らく観客を前にしてライブを行えずにきたことはミュージシャンにとっても大きな困難であっただろう。そんな状況を変えられることとなる今回のライブが彼女にとっても非常に大きな意味がある、そんなことが垣間見れた瞬間だった。
MCを挟んで流れたのは前曲とは打って変わってしっとりしたサウンドの一曲、テレビアニメ「宝石の国」のオープニングでもある「鏡面の波」、テレビアニメ「BEASTERS」のエンディングとしても使用された「月に浮かぶ物語」。
彼女のアーティストとしての多様性、想いを歌に乗せるというメッセージ性をここまでで歌った三曲で表現し、観客を釘付けにした。

そしてラストナンバー。感染回避の観点から声を出すことが禁止となっている今回のライブ、彼女の「最後の曲です!」という煽りに対して「えぇー!!」と発声したいところを観客が呑みこみ、拍手をする姿が非常に印象的だった。
「この曲で元気を、パワーを送りたいと思います!!」と語った彼女が最後に披露したのがテレビアニメ「リトルウィッチアカデミア」オープニング「MIND CONDUCTOR」。
自らの元気を全面的に発信し、その元気を視聴者に、来場者に届けようとする彼女の姿が非常に印象的だった。万遍の笑みでカメラに向けて手を振る姿も見られ、彼女の元気は確かに伝わったことだろう。

YURiKAからのバトンを継いでステージに上がったのはいとうかなこ。

彼女が最初に披露したのは映画「チェリーボーイズ」の劇中歌である「はじまりの歌」。
臙脂色の照明の中に立ち尽くす彼女がしっとりと歌い上げたこの一曲、落ち着いた曲調の中でもはっきり分かる彼女の力強い声は全てのライブを見る人を虜にした。 続いて披露されたのはテレビアニメ「シュタインズゲート」のオープニングとして一大ブームとなった「Hacking to the Gate」。声の力強さがここでさらに加速する。

二曲を終え、改めていとうかなこ本人からの挨拶。歌唱中の圧倒的な存在感から一転した親しみやすい口調で観客に語りかける。「会いにきてくれてありがとね、素敵なパーティが開催できてよかったね。」そして彼女はこう続けた。
「いとうかなこのモットーとしてはね、悲しすぎる時や嬉しすぎる時は意外と涙が出なくて(略)胸のこの辺がキューってなるな、って思ったら音楽も手伝えると思ってて。悲しい時は悲しい曲を聞くといいよ。嬉しい時は楽しい曲を聞いて泣くといいよ。」
この1年間、全ての人がたくさんの想いを持っただろう。そんな時にこそ音楽の力を使って感情を解放して欲しい。そんな彼女の音楽活動の根元にある想いがここで語られた。

そして彼女から「次の曲はね、悲しい時に聞いて欲しい曲」と紹介されたのがゲーム「沙耶の唄」エンディングテーマ「ガラスの靴」。悲しい人の心に寄り添うように歌い上げられた。
そしていとうかなこからのラストナンバー。「もう10年経っちゃったんだ、この作品が発表されてから」と当時のことを振り返りながら歌われたのが初代であるXbox 360版「シュタインズゲート」主題歌「スカイクラッドの観測者」。10年の歳月を感じさせない、いまだにフレッシュなこの楽曲を全ての観客は噛み締めるように聴いたのであった。

三番手として登場したのは栗林みな実。

煌く銀色の衣装に身を包んだ彼女が一曲目に披露したのは「はたらく魔王さま!」オープニング「ZERO!!」。彼女の澄んだ声が会場内に、配信先に響き渡り、一瞬にして彼女の世界がそこに広がった。
一曲目を終え、挨拶をする彼女。先ほどまでの堂々たる姿とは裏腹にはにかみながら語りかける彼女のギャップは見るもお全ての心を掴まずにはいなかった。「久しぶりにみんなの前に立っているの、今。なんだろう、すごくいいねー。」と可愛らしい表情で語りかける姿は非常に印象的だった。

今回のライブに対して、ファンからのリクエストを募った上で今回のセットリストを決めてきた、と語った彼女。続いて披露したのは先日10月7日にリリースされたばかりのシングル「aim」のカップリング曲「流れ星に出逢うように」。曲がかかった瞬間に先程のはにかんでいる姿は一瞬にして消え、改めて堂々たる出立となった彼女。ダンサブルなこのナンバーを歌いきり、続けて「機動戦士ガンダムAGE」の挿入歌である「君の中の英雄」のballade version を披露。照明の色を反射した銀色のドレスは黄金へと色を変え、その中で凛とした姿でステージ上、しっとりと歌い上げる姿に魅了されないものはいないだろう。

最後には「みんなに元気を届けるこの曲です、聞いてください。」と語り「スーパーロボット大戦OG-ディバイン・ウォーズ」デンディングテーマ「Yell!」が披露された。メッセージ通り、力強く人々に元気を与えるラストナンバーが披露され、彼女のターンは終了した。

そしてトリを務めるのは米倉千尋。

彼女が一曲目に披露したのは「フェアリーテイル〜約束の日へ〜」。熱がこもり、全身を使ってパフォーマンスする彼女の姿に、着席で観覧している来場者も振り付けを真似る姿が見られた。登場からエンジン全開だ。

一曲目を終え、パフォーマンスの時のままの無邪気な調子で会場、そして視聴者に挨拶し、続けてこう語った。「会場にお客様がいらっしゃるという状態が、今まで当たり前だったのに本当に夢のようで・・・(略)今まで当たり前だと思っていたことがとってもありがたいことだったんだな、当たり前じゃなかったんだなというのをこの期間に感じるようになりました。」これまでの日常が崩れてしまい、改めて彼女が感じ取った日常への感謝の気持ちがここで表されたのだろう。

続いて披露されたのはゲーム「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」の主題歌「ハルトキ〜Spring Moment〜」。終了後間髪を入れずに印象的なイントロが流れる。「封神演義」オープニング「WILL」だ。長らくライブ会場に足を運べる人がいなかった昨今、久々、あるいは初めて生で聴くこの曲に思わずガッツポーズをする観客の姿も見受けられた。

再びMCをはさみ、そして、最後の一曲の紹介。「この曲とともに私は、米倉千尋は大きく成長してこれました。この曲が私の背中を押し続けてくれたし、この曲が灯台のような存在となって私を導いてくれた曲です」と語った。そしてこの曲紹介の最後には「この曲を医療従事者の皆さんにこの歌でエールと感謝の気持ちを届けられればと思います」と述べ、自他共に認める彼女の代表曲「嵐の中で輝いて」を披露。音楽を通して会場が、そしてオンラインでライブを見る全ての人が一つになった。

ここでライブは中締めとなり、司会者からこのライブの感想が述べられた。そして、司会者の「これだけで終わるのは勿体ないですよね!!」との提案を受け、拍手に包まれながらライブを行なった四名が今回のライブのために作成されたスペシャルパーカーを着用して、再び舞台上に現れた。 会場で、そして通販でも販売されてるこのパーカーが、原価を除く全てを国立国際医療研究センター病院に寄付われるチャリティーアイテムであることが語られた。

そして最後にスペシャルコラボ。ここでしか聴くことのできないが一曲披露される。
曲は影山ヒロノブと遠藤正明の楽曲「宇宙は僕らを待っている」。今の状況と重なる部分のあるこの曲を、それぞれの想いを重ねて歌い上げる。各々異なる魅力と、音楽的ルーツを持つ個々のアーティストが「アニメソング」という枠組みを通じて一つのパフォーマンスを作り上げる。決して他では見ることのできない奇跡の共演がここに生まれ、皆の心の中で大歓声の中、今回のライブは締め括られたのであった。

ライブ終了後、今回の出演アーティスト達にインタビューを行ない、今回のイベントの感想や、そしてコロナ下でのアーティスト活動についてを語っていただいた。

<後編へ続く/11月28日公開予定>

USAGI Production主宰、VTuberオリジナル楽曲CDアルバム「VirtuaREAL.00」が 5月22日、本日より各種音楽配信サービス開始! リリース記念DJ&LIVEイベントの東京公演チケット抽選予約が開始&大阪公演に “天羽よつは”の出演が決定!

USAGI Productionが楽曲プロデュースを行うVTuberオリジナル楽曲CDアルバム第一弾 「VirtuaREAL.00」が本日より各種音楽配信サービスを開始した。 AZKi / エルセとさめのぽき / somunia / ワニのヤカ / いるはーと / 白百合リリィ / 天羽よつ は / 眠河ゆめな の総勢8組のVTuberアーティストが参加。 楽曲内容は全て、今回の為に書き下ろされた「完全オリジナル楽曲」が収録。 さらには、大阪公演に追加出演者として”天羽よつは”が決定。 CDアルバムは6月23日(日)大阪、6月26日(水)東京のリリース記念DJ&LIVEイベント会場 限定で販売される。

CDアルバム情報

【参加アーティスト】
AZKi / エルセとさめのぽき / somunia / ワニのヤカ / いるはーと / 白百合リリィ / 天羽よつ は / 眠河ゆめな

【楽曲プロデューサー】
KAN TAKAHIKO / The LASTTRAK / Batsu / tamu / Jun Kuroda / takashima / あにょ / 7mai

【発売日】
デジタル配信:2019年5月22日(水) 単曲DL ¥250(税込) / アルバムDL ¥1,800(税込)
配信サイト
https://linkco.re/3ZZf1d9r

CDアルバム:2019年6月23日(日) 定価¥2,500(税込) ※リリース記念イベント会場限定販売
内容:オリジナル楽曲8 曲 (CDアルバムのみBonus Track3曲+オリジナルA2ポスター付き)
Jacket illustration:くるみつ

発売元/販売元:株式会社BOLT

特設サイト

https://www.virtuareal.net/

【収録楽曲】
01. トワイライト・ハート / いるはーと
02. ハートビート / AZKi
03. Vanta feat. ワニのヤカ / Batsu
04. 夏を待ちわびて feat. somunia / The LASTTRAK
05. Sprint Sky / エルセとさめのぽき
06. 天使であれたら / 白百合リリィ
07. You & Me / 眠河ゆめな
08. この場所から / 天羽よつは
【CD版のみ収録】
09. Vanta feat. ワニのヤカ (YACA IN DA HOUSE Remix) / Batsu
10. 夏を待ちわびて feat. Somunia (The LASTTRAK Remix) / The LASTTRAK
11. Sprint Sky (さめのぽき Remix) / エルセとさめのぽき

リリース記念DJ&LIVEイベント情報

<大阪公演>

会場:TSUTAYA EBISUBASHI 6F イベントスペース
日程:2019年6月23日(日) 時間:13:00 開演 17:30 終演予定
料金:豪華前売り 4,000 円 / 通常前売り 3,500円
ARTIST:AZKi / エルセとさめのぽき / somunia / ワニのヤカ / いるはーと / 白百合リリィ/ 天羽 よつは DJ:tamu / Batsu / takashima VJ:osirasekita / キユ / みのり

<東京公演>

会場:タワーレコード渋谷店 B1F CUTUP STUDIO ※渋谷eggmanから上記会場へ変更となりました。
日程:2019年6月26日(水) 時間:18:00 開演 22:00 終演予定
料金:豪華CD付き前売り 6,500 円 / 豪華前売り 4,000 円 / 通常前売り 3,500円
発売日:5月22日(水) 12:00 〜 6月2日(日) 23:59 抽選予約期間   :6月8日(土) 12:00 〜 一般販売
ARTIST:AZKi / エルセとさめのぽき / somunia / ワニのヤカ / いるはーと / 天羽よつは / 眠河ゆ めな DJ:tamu / KAN TAKAHIKO / The LASTTRAK VJ:osirasekita / ScreenSaver

前売りチケットの購入はこちら

https://t.livepocket.jp/t/virtuareal00

イベント会場限定でコラボドリンクも販売決定! ドリンク一杯に対して、対象のコースターを1枚プレゼント (全7種類)

企画・協力 USAGI Production TSUTAYA EBISUBASHI

USAGI Productionは、エンターテインメントにおいて自由な表現をモットーに、枠に囚われ ないアウトプットで次世代のカルチャーを創ります。 イベント企画・制作、楽曲・映像制作、アーティスト育成、マネジメント業務、コンサルティ ング業務を主に請け負っているマネジメント事務所です。
http://www.usagipro.com

■本件に関するお問い合わせ
担当:田村保敬 (USAGI Production)
問い合わせ先メールアドレス:tamu@usagipro.com
■会社概要 会社名:株式会社BOLT 所在地:大阪府大阪市北区太融寺町8-17 プラザ梅田ビルB1F
代表者:代表取締役 吉井竜二