【スラムダンク】名言は「バスケがしたいです」だけじゃない! 名台詞をまとめてみた【SLAM DUNK】


(画像引用 : Amazon)

劇場版の興行収入100億円突破が確実となり、リバイバルブーム真っ直中の『スラムダンク』。
本作の名言といえば「バスケがしたいです」が有名ですが、スラムダンクの名言・名台詞は他にも沢山あります。
そこで、キャラ別に名言をまとめてみました!

桜木花道の名言


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天才ですから

『スラムダンク』の主人公、花道を代表する決め台詞。
常に自信満々な花道を象徴する言葉であり、本編ラストを飾る台詞とあって、多くのファンの心に残っていると思われます。

一方で、使用したシーンは意外と多くはなく、9巻(新装再編版は6巻)と31巻(新装版20巻)のみ
とはいえ「やはり天才?」「天才爆発!!!」など天才を自称するシーンは多数あるので、読者にとっては何度も目にした台詞のように感じるかもしれません。

一方で、この台詞とは正反対の「もしかして……オレって天才じゃないのかも…」も記憶に残るモノローグです。
県予選で出場する度に5ファウル退場、点数もゼロという散々な結果に終わったことで、さすがの花道も自信喪失してしまったシーンですね。
この挫折を乗り越え、様々な経験を積んだ上でのラストの「天才ですから」だからこそ、この言葉が名言となったのです。

ルカワ マグレでも何でもいいから入れろ――――っ!!!

海南戦の終盤、三井のシュートが外れ敗色濃厚となった場面。
それでも諦めない赤木が執念を見せる中、サイドラインを割りそうになったルーズボールに飛びついてギリギリ残した花道が、そのボールを受けた流川に向かって叫んだ言葉ですね。
これまでは、例え味方でも流川には決してパスをしない、点を取ろうものなら露骨に不満を示していた花道が、初めて流川が点を取る事を望んだ貴重なシーンです。

ただしこの時の花道は流川を認めた訳ではなく、この試合に懸ける赤木の為に勝ちたい一心でした。
ずっと自分が目立つ為にプレイしていた花道が、初めて他人の為にプレイしたシーンでもあります。

大好きです。今度は嘘じゃないっす

花道がバスケを始めるきっかけになったのは、晴子から好かれる為
その晴子から初対面時に「バスケットはお好きですか?」と聞かれた際に「大好きです」と答えましたが、この時は未経験者だったので好きも嫌いもありません。

それから4ヶ月。
湘北の一員として辛い基礎練習を重ね、試合で苦い経験をしながらも本当にバスケが好きになった花道は、山王戦の終盤に晴子へ向かってこの言葉を伝えました。
花道の変化と成長、そしてスラムダンクという作品の積み重ねを象徴した台詞と言えます。

流川楓の名言


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ゴ…主将(キャプテン)

翔陽戦の終盤、赤木が「花形はオレに任せろ」と言った際に思わず呟いた一言。
先に「ゴリ」と言った花道につられたようです。

チームメイトと積極的にコミュニケーションをとるタイプではない流川ですが、赤木に関しては当初から信頼を置いており、翔陽戦の時点である種の仲間意識が芽生えていたと思われます。
そんな意識もあって、つい出てしまった言葉かもしれません。

今日もあれやりましょーよ オレたちはってやつ

花道のチーム内のライバルとして登場した流川は、女子に大人気のイケメンキャラで、寡黙かつストイックで実力もズバ抜けているなど、初登場時から一貫して花道とは対照的な人物像で描かれていました。
その為、序盤は「どあほう」という決め台詞や「どいつも こいつも よく喋る……」といった台詞にも現れているように、シニカルなクールキャラという印象を与える言葉が目立ちました。
リョータや三井が加入した後もその輪に加わろうとはせず、「どあほうが3人に…」というスタンスでした。

そんな流川が、負傷交代した豊玉戦のハーフタイムで言ったのがこの台詞。
我関せずといった姿勢でチームメイトと距離を置いていた彼が、いつの間にか湘北の一員になっていた事がわかる名言・名シーンです。

そんなタマじゃねーよな

山王戦終盤、スタミナが尽きてバテバテな三井にパスした際、マークしていた松本が「奴は打てねえ!!」と叫んだ事に対するモノローグです。
チーム加入前のロン毛時代の三井には最悪の印象を持っていた筈ですが、県予選を通してその実力は認めたようで、練習後には1on1を頼んだりもしていました。
そんな三井への信頼が窺える貴重な台詞です。

赤木剛憲の名言


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泣くな

海南戦のラスト、赤木と間違えて敵の高砂にパスしてしまい、号泣していた花道へ向かって言った言葉
この一戦に懸けていた赤木にとっても痛恨のミスでしたが、「キングコング・弟」を自称し赤木の為にも勝ちたいと必死にプレイしていた花道に恨みなど持つ筈もなく、辛い気持ちをグッと呑み込み励ましました。
山王戦があまりにも有名になったことで、相対的に海南戦は語られることが少なくなりましたが、このシーンは本作屈指の名場面です。

晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……

赤木にとって山王戦、すなわち河田とのマッチアップは終始厳しい戦いを強いられ、何度も心が折れかけていました。
そんな状況を打破し、チームに勇気を与えた花道の姿は、入部以降ずっと花道を鍛えてきた赤木にとって感慨深いものがあったようで、このモノローグを呟くシーンの表情はとても印象的でした。
読者にとっても、「あの花道が赤木からここまで言われるようになったか」としみじみ感じ入る名場面です。

宮城リョータの名言


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オレならいつでもブロックできると思ったかい?

陵南戦中盤、三対一の数的優位でありながら、あえてパスをせず仙道に挑み、見事に点を取ったシーンでの一言。
PG(ポイントガード)のリョータは点を決める場面が少ないため、湘北レギュラー陣では一番見せ場が少なく、それだけに印象的でした。
ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」と同じく、身長が低くてもやれるんだぜという負けん気の強さも垣間見える一言です。

おい 切符買っとけよ 明日帰るんだろ?

インターハイ会場で豊玉と遭遇した際、豊玉PGの板倉に煽られ、それに対するウィットに富んだ返しの台詞。
連載当時は特に注目されていませんでしたが、ネット上でとある人物がこのシーンを回想した以下の文章が話題になり、いつの間にかネットで人気の台詞になっていました。

スラムダンクで今でも目に焼き付いて鮮明に覚えてるのは
県大会だか地方予選だか(×インターハイ)でどこのチームか忘れたけど
小暮くん(×宮城)と肩(△肩も含め全身)ぶつかって「小さくて見えんかったわ(△小さくてまでは言ってない)」って挑発されて
小暮くん(×宮城)が「おい、帰りの飛行機(×新幹線)の予約しとけよ(×切符買っとけよ)」って言い返すやつ
思い出すと今でも鳥肌たつ

三井寿の名言


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こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!
おう俺は三井 あきらめの悪い男…

良くも悪くも過去の自分を美化している三井ならではの台詞。
過去にこだわるキャラは、その多くが過去に縛られてしまい思うような結果が得られず、そこからどう脱却するかが成長する為の鍵だったりするんですが、彼の場合は最後まで過去の自分から勇気を貰い続ける事で山王戦の爆発を生み出しました。
ある意味ではナルシストですが、現在の自分を否定し続けるネガティブさもあり、その二律背反が三井というキャラの魅力でもあります。

ここで働けなきゃ…オレは ただの大バカヤロウだ

翔陽戦の後半、自身の3Pで猛烈な追い上げを見せる最中でのモノローグ。
過去への後悔、自分を受け入れてくれたバスケ部と安西先生の為に勝ちたいという意識が見て取れる名台詞です。

なぜオレはあんなムダな時間を……

陵南戦の終盤、スタミナが切れてコート上で倒れてしまい交代後に一人でむせび泣くシーン。
部活をやっていた多くの人が共感した台詞で、「バスケがしたいです……」同様に三井を人気キャラに押し上げた台詞と言えるでしょう。

安西先生の名言


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あきらめたらそこで試合終了だよ

バスケがしたいです……」と並ぶ、『スラムダンク』の中でも最も有名な名言。
残り数秒で敗北という状況で諦めかけていた中学時代の三井に対し、来賓席にいた先生が告げた台詞です。
確かに名言なのは間違いありませんが、来賓の立場で試合中の特定の選手にアドバイスするのはいかがなものか、というモヤっと感も若干あります。

それだけの価値がある…あの牧紳一というプレイヤーには

海南戦の中盤、牧のペネトレイトと神の3Pに苦しめられリードが開き始めた際のタイムアウトで、牧に四人マークを付けるという大胆な作戦を授けた安西先生がその理由として言った台詞。
牧の凄さを表すシーンは多数ありますが、或いはプレイ以上に先生のこの言葉こそが彼の凄さをファンに印象付けたかもしれません。

まるで成長していない……

渡米した教え子・矢沢のプレイ動画を見た時の感想。
非常に使い勝手が良い台詞とあって、ネットミームになって長年使用されている色褪せない名言です。

仙道彰の名言


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全国への道はなかなかに厳しい…

海南vs陵南の後半、大きくリードしながら海南の怒涛の追い上げに遭い、しかも魚住が5ファウルで退場するという絶体絶命の状況で発した台詞
「なかなかに」という表現が如何にも仙道らしく、強キャラ感に溢れています。

まだあわてるような時間じゃない

全国への切符を懸けた湘北との県予選、湘北が勢いづきリードを広げられている状況で、チームを落ち着かせる為に言った台詞。
その後の魚住の「オレよりもあいつの方がキャプテンに向いている」というモノローグも合わせ、マイペースでありながらキャプテンシーも持ち合わせている仙道の特徴を表しています。
この台詞も実用性が高い事から、ジェスチャーと合わせネットミームになりました。

魚住純の名言


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オレはチームの主役じゃなくていい(話の主役であれば…)

チームメイトから「ただデカいだけ」と揶揄され、自分(202cm)よりも小さい赤木(197cm)にどうしても勝てない。
そんなコンプレックスをずっと抱えていた魚住が、負ければ引退という試合でようやく開き直れたことを表した台詞です。
点を取れるプレイヤーは他にいるのだから、自分は彼等を支えるプレイに徹すればチームは勝てる」というこの考えは、湘北vs山王を観に駆けつけた際、赤木を救うことになります。

カッコ内は単行本の空きページの台詞
この空きページのオマケマンガはかなり秀逸なギャグが多く、完全版で削除された際にはガッカリするファンも多かったのですが、新装再編版では無事復活しています。

田岡茂一の名言


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あいつも3年間がんばってきた男なんだ 侮ってはいけなかった

湘北vs陵南の最終盤、流川にマークが集中したところで花道がパスしたのは、フリーの木暮。
その木暮に3Pを決められ、彼を軽視していたことを悔いた痛恨の台詞です。

山王の堂本監督と違って、この田岡のミスはあまり「嘗めプ」とは言われません。
戦略的に妥当だったこと、他の狙いはビシビシ当てていたこと、何より田岡がファンに愛されているキャラであることが要因と思われます。

牧紳一の名言


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魚住の隠れた好プレイだ

湘北vs陵南を観戦中、ポストプレーの最中にゴールの方へ一瞬首を振ってマーカーの赤木の気を散らした魚住のプレイに対し、牧が評した一言です。
牧の視点の鋭さ、解説員としての有能さを示した台詞ですね。
牧と言えば、湘北戦の序盤に花道から高校生に見えないと散々言われた際の「赤木の方がフケてるぞ!!」や、豊玉の岸本に煽られた際に返した「……すまん 誰だっけ 君?」も有名ですが、この台詞もかなり印象に残ります。

その他の名言

(画像引用 : 『井上雄彦』公式Twitter https://twitter.com/inouetake)

オレの半分しか生きてないお前らの その態度はなんだ(豊玉監督・金平)

当初は勝手気ままにプレイする豊玉の選手に手を焼いている苦労人といった印象でしたが、暴言を続ける生徒達についにブチ切れ、試合中でありながら岸本をブン殴った上にこの台詞。
しかもこの後「オレはお前らが憎くてしょうがないんだよ!!」と続きます。
連載当時は「なんちゅー酷い事言うオヤジだ」と思ったものですが、年齢を重ねた今となっては妙に共感してしまう台詞です。

強要するなよ全国制覇なんて お前とバスケやるの息苦しいよ(赤木の元チームメイト)

放課後の教室で、練習に妥協のない赤木のことを散々ディスっていたところ、赤木に見つかりリフトアップ・スラムを食らった際に震えながら言った台詞。
これも当時は「情けねぇなあ」と思ったものの、弱小の湘北でガチを強要する赤木の方がおかしい事に気付き、共感した台詞です。
「息苦しいよ」は近年ネット上でよく見かけるフレーズになりました。

湘北に入ってよかった……(石井)

山王戦最終盤、三井の4点プレイでいよいよ追い付くという時に、号泣しながら思わず呟いた一言です。

「レギュラー以外の層が薄い」と言われる湘北はサブメンバーのキャラも薄く、特に一年勢は見せ場どころか台詞も少ないためモブに等しい存在。
だからこそ、彼等は『スラムダンク』を読んでいるファンのような目線で湘北を応援していて、そんな彼が言ったこの台詞はファンの『読み続けてよかった……』という気持ちとシンクロしたのだと思います。

まとめ

かなり沢山挙げましたが、これでもまだ半分あるかどうか。
それくらいスラムダンクは名言、名シーンの宝庫です。
映画で興味を持った人は、ぜひ原作も読んでみて下さい!

【2期決定】スケボーアニメ・SK∞ エスケーエイトはBLアニメだった!?腐女子が飛びつく理由や魅力を徹底解説!ランガ×…?

出典:TVアニメ「SK∞ エスケーエイト」公式Twitter ©ボンズ・内海紘子/Project SK∞

※加筆日:2023年2月13日

SK∞(エスケーエイト)とは「スケートボード」をテーマにした、スポーツアニメです。
・今までになかったストーリー
・有名アニメ制作会社ボンズ(原作)
・「Free!」の監督でもある、内海紘子監督(原作)
以上の3つが話題となったオリジナルアニメです。
2021年1月から全12話放送され、2022年8月には新作OVAテレビアニメ2期の制作が決定しました!

本記事のタイトルにもある通り、SK∞にはBL要素があるアニメとしても知られています。

結論からいうとSK∞とは、青春×友情がつまったバトルアニメであり、決してBLアニメではありません!

今回は、
「どんなキャラクターたちなのか?」
「なぜBL要素があると言われているのか?」

こんな疑問を解説しつつ、SK∞の魅力をたっぷりとご紹介いたします!

あらすじ【SK∞ エスケーエイト】

沖縄にある閉鎖された鉱山で、深夜に「S(エス)」と呼ばれるスケートボードレースが極秘で行われていました。

Sでは「ビーフ(決闘)」と呼ばれている、攻撃や妨害などが公式に認められた危険なレースが行われていたのです。

スケートボードが大好きなレキは、Sにハマっている高校生。
レキは一緒に滑ってくれる友人を探していました。
そんな時にカナダから転校してきた、帰国子女のランガと出会います。

バイトを探していたランガは、レキがバイトするスケボー専門店でのバイトが決まりました。
レキはS参加者から修理を依頼されたボードを届けるために、ランガとSが開催されている鉱山へ向かいます。
しかし修理済みと思って依頼者に渡したボードは、レキが使用していたボロボロのボードだったのです。

レキのミスに激怒する依頼者の男は、自分の代わりにシャドウとのビーフに参加するようレキに強要します。
レキは前回のビーフにて、左腕を負傷していたのです。
負傷しているレキの代わりに、スケボー未経験者のランガが参加します。

実はスノーボードの経験があるランガ。
ランガは両足とボードをガムテープで固定して滑り出すと、周りが驚くほどの天才的な滑りを見せたのです。

Sで出会った個性豊かなキャラクターたち。
後に大親友となるレキとランガの友情。
沖縄の暑さに負けないくらいの、熱き青春とレースが繰り広げられています。

※Sは架空のレースであり、実際にこのような危険行為は禁止されています。

個性が強い、魅力的なキャラクターたち【SK∞ エスケーエイト】

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

レキ【SK∞ エスケーエイト・キャラクター】
出典:「Amazon」©ボンズ・内海紘子/Project SK∞

本名:喜屋武 暦(きゃん れき)
声優:畠中 祐(代表作:『僕のヒーローアカデミア』 上鳴電気)

4人兄妹の長男。太陽のように明るくて元気な性格。
「スケートは楽しい!」という気持ちをベースに、とにかくスケボーが大好きな高校2年生
仲間思いでスケボー愛も人一倍強く、これらを傷つけられるとすぐにカッとなってしまう短気な一面があります。

スケボーショップ「DOPE SKETCH(ドープ スケッチ)」でアルバイトをしています。
レキはSに参加するスケーターであり、オリジナルボードの作り手としての顔も持ち合わせているのです。
ランガのボードはレキのオリジナルボードで、ランガの滑り方に合わせて制作しており改良し続けています。

スケートは楽しむもの!【SK∞ エスケーエイト】

レキのモットーは「スケートは楽しむもの!」
朝でも夜でも、いつでもどこでもどんなところでも、スケートは「無限」に滑れるとランガに熱く語ります。

高校生のレキは、今の自分に必要なものを探していました。
それは一緒に滑ってくれる友人です。

レキがスケボーを滑るようになったのは、過去に一緒に滑ろうと誘ってくれた友人がいました。
しかしその友人は大怪我により、スケボーの世界から離れてしまったのです。
それ以降レキは、「大事な人が目の前で傷つく場面は見たくない」と思っていました。

その強い気持ちから、S界では「神」と呼ばれ危険な滑りを見せる愛抱夢(アダム)に嫌悪感を抱いています。

天才の隣にいる俺【SK∞ エスケーエイト】

S界では「スノー」と呼ばれている、親友のランガ
S参加者はスノーの滑りに注目し、また話題にもなっていました。
さらにスノーは、S界の神「愛抱夢」に認められたスケーターとしても脚光を浴びていたのです。

ランガはスケーターとして、数ヵ月でレキよりも成長していました。
この時のランガは愛抱夢の領域に近づきつつあったのです。

レキは仲間たちから「ランガじゃない方」と言われ、からかわれます。
しかしこの時のレキは、自分の親友がSで脚光を浴びているすごいスケーターだと誇らしげに思っていたのです。

「スノーと一緒にいるだけのザコ」
レキは周りのS参加者からもこのように言われ、次第に自分はランガと釣り合わない存在だと感じます。

こうしてレキは自信を喪失しSから離れ、大好きだったスケートも滑らなくなりました。
そしてそんなレキを心配するランガをよそに、レキは容赦ない言葉でランガを傷つけてしまうのです。

レキが大切にしていた気持ちを取り戻す方法は、ひとつしかありません。
それはスケートを滑ること!
一時期スケートから離れたレキは、一番大切にしていたモットーを思い出し、再びスケートを滑る決意をします。

ランガ【SK∞ エスケーエイト・キャラクター】
出典:「Amazon」©ボンズ・内海紘子/Project SK∞

本名:馳河 ランガ (はせがわ ランガ)
声優:小林 千晃(代表作:「ディズニー ツイステッドワンダーランド」デュース・スペード)

カナダ人の父親と、日本人の母親との間に生まれたハーフ
雪のように白い肌と整った姿から、クラスメイトからは陰で「プリンス」S界では「スノー」と呼ばれています。

性格は無口マイペース
一見クールに見られがちですが、負けず嫌いで頑固な一面があります。
好奇心は誰よりも強く、ビーフに対する「楽しさ」と強い「闘争心」が見受けられます。

美しい見た目とは裏腹に大食漢であり、ハンバーガー10個を涼しい顔でペロリと平らげるのです。

ランガの過去【SK∞ エスケーエイト】

ランガは2歳から、父親にスノーボードを教わっていました。
しかし大好きな父親が亡くなってからは、滑らなくなっていたのです。

高校2年生になったランガは、カナダから母親の故郷である沖縄に移住します。
沖縄へ移住してからのランガは喪失感にさいなまれ、何に対しても無関心でした。

このときに出会ったのが、同級生のレキです。
ランガはレキが滑るスケートに興味を持ち始めます。

そしてランガが初めてビーフに飛び入り参加した際、「滑る楽しさ」を思い出し自分の心が熱くなったのです。
スケートを通じてランガは表情や感情も豊かになり、心も前を向いて滑りだしていきます。

天才【SK∞ エスケーエイト】

「オーリー」と呼ばれる、スケートの基礎となるトリック(技)があります。
オーリーとは、スケートボードと自分の足を固定したまま、一緒にジャンプするトリックです。
レキが言うには、オーリーは通常「3ヵ月」はかかるほど習得するには難しいトリック。
しかしスケボー初心者のランガは、このオーリーをたった「2週間」で習得したのです!
その後のランガは仲間に教えられたトリックを、いとも簡単に習得するとSでも高難易度のトリックを披露します。

スノーが滑ると、レースにが舞う

ランガの滑りは、Sに参加する誰しもが憧れる「天才スケーター」へと成長していくのでした。

⇩続きます⇩

【夏に見たいアニメ・漫画】こんな青春が送りたかった!夏といったら爽やかな青春作品が見たい!!!

夏にピッタリ青春アニメ・漫画をまとめてみました!

夏といったら爽やかな青春作品が見たくなる

甘酸っぱい恋愛系や熱くなれるスポーツ系まで、幅広く紹介していきます

 

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AIR

2005年に放送された、京都アニメーション制作のアニメです。
ゲームブランドのKeyが制作したノベルゲームが原作となっています。

夏にピッタリな音楽や雰囲気で高く評価されている作品で、『鳥の詩』『夏影』といった楽曲は幻想的かつノスタルジーもあり高クオリティです。
また、泣けるシナリオも評価されていて、恋愛だけではなく家族愛も感じることができる作品となっています。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

2011年にノイタミナ枠で放送された恋愛ファンタジーアニメです。
深夜アニメなのに高視聴率を獲得したことで話題にもなったアニメオリジナルの作品。

感動的なシナリオとEDテーマの「secret base ~君がくれたもの~」のリメイク版が話題になりました。
ひと夏の不思議な恋愛物語となっていて、最終回の感動的なエンディングは必視です!

あの花がパチンコ化!が、内容が攻めすぎてる件ww【スペック・詳細】

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Charlotte

2015年に放送された、P.A.WORKS制作のSFアニメです。
ゲームブランドのKeyがアニメ制作に携わっていることで話題になりました。

超能力を扱う思春期の中高生が集められた星ノ海学園が舞台となっています。
思春期特有のエピソードや夏を感じさせる夜空の背景が特徴的で、夏にみたくなる作品です。
Key作品特有のファンタジー溢れる雰囲気で繰り広げられる感動的なシナリオに注目です。

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リトルバスターズ!

2012年に第1期、2014年に第2期が放送された学園アニメです。
ゲームブランドのKeyが制作したノベルゲームが原作となっています。

第1期では学園エピソード、第2期では学園特有の恋愛エピソードと物語の真実について触れられます。
全体的に青春を感じさせる青春となっていて、爽やかな物語となっています。
この作品に関してはぜひとも第2期のラストまで視聴していただけると楽しめると思います!

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ひぐらしのなく頃に

2006年に第1期、2007年に第2期、さらに新シリーズの『ひぐらしのなく頃に業』が2020年に、その続編の『ひぐらしのなく頃に卒』が2021年に放送されます。
コンピューターゲーム及び同人誌が原作となっています。

夏にピッタリなホラー作品というイメージがある作品ですが、登場人物たちの友情や恋愛について深堀りされている作品でもあります。
特に新シリーズである『ひぐらしのなく頃に業』は、古手梨花と北条沙都子の友情がフォーカスされているので注目です。
もちろんホラー要素もとびっきりで怖いので、夏にピッタリです!

【ひぐらしのなく頃に】新作のひぐらしのなく頃に業と過去作との違いと魅力について解説!

【スラムダンク】桜木花道の腰のケガや名言まとめ!春子さんとの関係も徹底解剖

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世代を問わず、今なお人気の高い名作『スラムダンク』の主人公、桜木花道
ケガはその後どうなったの?春子さんとの関係は?履いているバッシュは?などなど、気になる情報をまとめました!

桜木花道の基本プロフィール

本名…桜木花道
体重…83Kg
身長…入部当時188センチ、連載終了時189.2センチ
所属…湘北高校1年7組 バスケットボール部
誕生日…4月1日

桜木花道が履いていたバッシュは?

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『スラムダンク』でキャラクター達が履いているバスケットシューズは、実在するものが描かれています。
バスケを始めた頃の花道は体育館シューズを履いており、陵南高校との練習試合で穴があき、その翌日の放課後に春子さんと初めてのバッシュを「チエコスポーツ」というお店に購入しに行きます。
様々なバッシュを試着し、店内を飛んだり跳ねたりして履き心地を確かめる花道ですが、ダッシュをしたときに店長のバッシュを踏んでしまうのです。
直後店長が「ボクのエアジョーダンVI(6)がっ!!!」と、取り乱し必死につけているエプロンで拭き始めます。
それをみた花道が、「いかすな、それ」「中古だからマケてくれ、30円」と、無理やり買い取りました。(奪い取ったという表現が正しいのか…)

次にバッシュを購入したのは、インターハイの後のシュート2万本合宿の直後です。
これまたシューズに穴が開き、春子さんと一緒にチエコスポーツへ買いに行きます。
ここでひげ店長がバスケをしていたこと、毎年インターハイ予選を見にいっていることなどが打ち明けられ、海南の初優勝の時の対戦相手だったことが判明。
「17年前の僕らと同じくらい海南を苦しめたのは…湘北が初めてだ」と、どこか嬉しそうな表情の店長。
そして「いいバッシュがあるよ」と、大切なコレクションの1つである、赤と黒の配色のバッシュ、まさに「湘北カラー」のジョーダン1を差し出します。
花道は気持ちだから取っておいてくれとお金を渡しますが、その金額は100円…。
お金を受け取るときにひげ店長は「いいよそんな、あきらめてるから」とは言うものの、100円を見つめてシーンとしてます。

春子さんとの関係はどうなったのか

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和光中時代に桜木が片思いしていた葉子さんに、「バスケットボール部の小田君が好き」という理由で振られ、高校に入学してからも「バスケ」というワードを聞くだけで激怒していた花道。(ビスケットなどの聞き間違えでも怒っていましたが…)
そんな時、赤木春子から「バスケットはお好きですか?」と廊下で話しかけられ、一目惚れした花道がそれをきっかけにバスケを始めるところから、物語が始まります。
中学時代は合計で50人に振られた花道ですが、高校入学からは春子さん一筋で、最初は春子さん目当てで始めたバスケも段々と本気になっていきます。

そこで気になるのは、春子さんと花道は最終的に結ばれることができたのか?ということですよね。
結論から申し上げますと、花道は片思いのまま作品は終わってしまいます。
春子さんと出会ってすぐ、桜木軍団の1人、水戸洋平に「あんな可愛い子に彼氏がいない訳ない!」と言われ、直接春子さんに聞いたところ、「流川君が好きなの」と、打ち明けられます。
これをきっかけに何かにつけ流川に張り合い、プレー中も意地でもパスを出さない花道。
だからこそ、作中でパスを出し合ったりアシストし合うシーンに感動させられた人も多いのではないでしょうか。

作品の一番最後、花道が春子さんからもらった手紙にも、流川について嬉しそうに書いていたので、最後まで春子さんは流川に片思いしていることが分かります。
また、春子さんはかなり鈍感で、花道の思いにもきちんと気づいていなかった可能性が大きいでしょう。
花道の恋も春子さんの恋も応援したくなりますが、やっぱり読んでいるともどかしくなりますね。

桜木花道の声優は誰なのか

『スラムダンク』は連載当時から爆発的な人気があり、アニメシリーズも放送されていました。
そんな人気作品の主人公・桜木花道の声優をつとめたのは草尾 毅(くさお たけし)さんです。
花道の真っ直ぐで熱い性格にとてもマッチした声で、漫画のイメージに合っていますよね。
花道以外には『ドラゴンボール』のトランクスや『NG騎士ラムネ&40』のラムネスなどの声優を担当しています。

日本サッカー界に革命を!『フットボールネーション』のみどころとは

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『フットボールネーション』とは、小学館出版で月2回は発行されているビックコミックスペリオールに掲載されている大武ユキ先生作のサッカーマンガで、2009年12月から連載をスタートさせています。

派手なプレイや描写を使って試合を盛り上げるマンガではなく、体の使い方やトレーニングの仕方などが描かれておりサッカー教本のような漫画になっている。
今回は今の日本サッカー界への問題提起をするようなサッカーマンガである『フットボールネーション』の魅力を紹介していきます。是非最後まで読んでくださいね。