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May

隠れた名作FCレトロゲーム第三弾『ファミコンジャンプ英雄列伝』 #ニンテンドークラシックミニ

出典 : Amazon.co.jp

『ファミコンジャンプ英雄列伝(以下ファミコンジャンプ)』は集英社の看板マンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」の創刊20周年を記念して発売されたアクションRPGです。
隠れた名作FCレトロゲーム第二弾でご紹介した『コナミワイワイワールド』と同様に、作品の垣根を越えてジャンプヒーローが共演する、まさに夢のような作品として、当時は絶大な人気を誇りました。
当時ゲームソフトの販売は、主に玩具店からの発売でしたが、本作はコンビニや書店でも発売され、そのことからも本作の注目度と人気度が伺えます。
ここでは隠れた名作FCレトロゲーム第三弾として『ファミコンジャンプ英雄列伝』をご紹介します。

ファミコンジャンプ 基本情報

・対応機種 ファミリーコンピューター
・ジャンル アクションRPG
・開発・発売元 バンダイ
・プレイ人数 1人
・発売日 1989年2月15日

『ファミコンジャンプ』は約110万本売り上げ、当時絶大な人気を誇っていました。
物語のボスとなるのは当時ジャンプの看板マンガだった『ドラゴンボール』から「ピッコロ大魔王」が抜擢され、さらにその後も展開がありプレイヤーを飽きさせないゲームの仕上がりとなっています。
ゲーム性は基本的にアクションRPGですが、シューティングゲーム、スポーツゲーム、レースゲームの要素を取り入れた数多くのミニゲームが、本作には搭載されており、様々なジャンルを楽しむことができるのもファミコンジャンプの魅力でもあります。

ファミコンジャンプの魅力その1 まさに夢の共演ジャンプヒーロー集結

出典 : (c)JUMP 50th Anniversary ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. : ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン|任天堂

現代ゲームではもはや当たり前となった「コラボゲーム」ですが、個人的には現代数多くあるコラボゲームの先駆者はファミコンジャンプであると思っています。
当時絶大な人気を誇っていた「週刊少年ジャンプ」の主人公たちを、ゲーム内でとはいえ、自分で操ることができるのですから、これほどの興奮は他にはないくらい、当時はゲームにのめりこみました。
それほどまでに衝撃的な作品であり、面白かった記憶がいまだにあります。
ドラゴンボールの悟空や、北斗の拳のケンシロウ、さらには「ついでにとんちんかん」といったギャグマンガの主人公である「間 抜作(あいだぬけさく)」まで操作できるのですから、まさにジャンプの中でなら何でもありと言っても過言ではありません。

ついでにとんちんかんの「間 抜作」 出典 : えんどうコイチ 集英社 : Amazon.co.jp

一つのゲームに集結したジャンプヒーロー達は今でも鮮明に記憶に残り、また本作の最大の魅力であると言えます。

ファミコンジャンプの魅力その2 ストーリーは王道RPG

このような魅力的なオールスター作品であるに関わらず、ストーリーは王道RPGといったところです。
プレイヤーは主人公を操って、各エリアで仲間になるヒーロー達と共に、恐怖の大魔王であるピッコロ大魔王を討伐することを目的とした、王道RPGなストーリーとなっています。
このシンプルな王道なストーリーだからこそ、各ジャンプコミックの設定が入りやすく、完成度の高いゲームに仕上がったとも考えることができます。
バトルもあえてターン制ではなくアクション制にしたのも、ジャンプのイメージに合うからなのかもしれません。
ファミコンジャンプにおけるアクションバトルは、ゲームに臨場感を出す役割にもなっているので、こちらも本作の魅力の一つと言えます。

ファミコンジャンプの魅力その3 ミニゲームでもジャンプ色

前述でもありましたがファミコンジャンプには様々なミニゲームが搭載されています。
例えばサッカーマンガの名作「キャプテン翼」からはPK戦が、「サーキットの狼」からはレーシングゲーム、「県立海空高校野球部員山下たろーくん」からは野球ゲームと、様々なミニゲームが登場し、どれもストーリーに関わってきます。
本作のストーリーが王道RPGなので、ストーリーに合わないスポーツマンガなどをミニゲームで上手く登場させたのでしょう。
キャプテン翼の「ヘルナンデスくん」がケンシロウに向って「こいっ!どんな こうげきも うけとめてやる!」と言い放つ様は、なかなか斬新なものでした。

ファミコンジャンプ まとめ

ここまで、隠れた名作FCレトロゲーム第三弾として『ファミコンジャンプ英雄列伝』をご紹介しました。
絶大な人気を誇っていた本作でしたが、当時は難易度の高いゲームとして認知され、挫折したプレイヤーを多く目撃しました。
しかし、その後本作の続編である『ファミコンジャンプ2』が発売され、そのことからも本作の人気は伺えます。
売上本数は110万本と確かに絶大な人気はありましたが、当時は賛否が分かれることもあり、実際に「ファミコン通信」といったゲームメディアでの評価振るわなかったことも事実としてありますが、今だからこそ振り返ってみて面白い作品であると、個人的には思います。
これまで長らく、ファミコンジャンプのリメイク版は発売されておりません…でしたが!
2018年7月7日発売の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」への収録が決定しました!
本作に加え『2』も収録されているので是非ともプレイしてみて下さい!
『ファミコンジャンプ英雄列伝』は今だからこそおすすめしたい、名作FCレトロゲームの一つです。

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