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May
百合成分多めな日常アニメ【スロウスタート】を解説! どのカップリングがお好み?
栄依子×冠
一話目から栄依子にとても懐いている冠ですが、実は小学6年生の時にたった2日間遊んだだけの仲。
それでも冠にとっては大切で特別な時間だったようで、栄依子との再会を心待ちにしていました。
栄依子も当時と殆ど変わらず小動物のような冠をとても可愛がっていて、相性もピッタリのようです。
冠は栄依子と一緒の時は普通に話せるものの、栄依子がいないと途端に人見知りで恥ずかしがり屋になってしまいます。
そんな彼女が少しずつ栄依子なしでも花名やたまてと話せるようになるのも、『スロウスタート』の見所の1つです。
栄依子×花名
内気で不器用な花名と、コミュニケーション能力バツグンで大人びた性格の栄依子。
一見するとあまり相性が良くなさそうな組み合わせですが、実際にはお互いにとって大切な存在になっていきます。
栄依子にとって花名は話しやすい存在らしく、彼女以外誰にも話したことのない秘密を打ち明けたりもします。
もしかしたら、どこかで1つ年上の花名から頼もしさ……とは違うかもしれませんが、懐の深さを感じ取っているのかもしれませんね。
志温×大会
花名より5つ年上の従姉で花名の面倒を見ている志温は、大人らしさを持ちつつも無邪気で天然な女性。
実は祖父の過保護が原因で就職浪人中の身でもあります。
そんな彼女が管理人をやっているアパートの住民である大会は、元々優等生でありながら大雪によるアクシデントで大学受験に失敗して二浪中。
二人には浪人という共通点があり、年齢も近いことから仲良くやっているようです。
やっぱり、同じ痛みや苦労を知っていると距離は縮まりますね。
花名も同様の理由で大会とはすぐに打ち解けていました。
榎並×栄依子
本作最大の、そして異色の組み合わせがこの二人です。
教師である榎並はとてもクールな性格で、テンションはかなり低め。
そんな榎並の性格を、栄依子はかなりお気に入りのようです。
同級生に対しては大人びた雰囲気と圧倒的なコミュ力で無敵状態の栄依子ですが、相手が大人の女性だとさすがにそうはいきません。
構って欲しくて積極的に話し掛けたり、時に弱みを握って攻めに転じようとしたりするものの、榎並が常にその上を行き、サラリとあしらわれてしまいます。
ただ、なんだかんだ言いつつ榎並も栄依子には一目置いているのか、他の生徒には見せない顔を見せています。
この二人のやり取りはまるで別のアニメのように耽美で、そこが本作における目玉となっています。
ちなみに榎並先生は元々は脇役の予定だったはずが、いつの間にかキャラクター動いていたそうです。
篤見唯子先生
『スロウスタート』ではメインの子たちの名字に数字の単位を付けていて、花名なら「一之瀬」、栄依子なら「十倉」という風になっています。だから、先生にそれがないのは脇役のつもりだったからなんです……が、気付いたら栄依子が近付いてきてしまって(笑)。出典 : TVアニメ「スロウスタート」公式サイト「animate Times Presents スロウスタート リレーインタビュー」Vol.5 原作者・篤見唯子先生インタビュー