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Sep

【はたらく細胞】血小板はなぜアニメで人気者になったのか? 検証まとめ #はたらく細胞

声優パワーでロリ度が急上昇

アニメならではの要素と言えば、動きはもちろんですが「声」も外せませんね。
アニメ化によって声が付き、その声がキャラをより魅力的にしたことで人気が爆発した……そんなキャラは大勢います。
血小板もその中の1人です。

リーダー格の声を担当しているのは、アイムエンタープライズ所属の若手声優・長縄まりあ(ながなわ まりあ)さん
声優としての初仕事は、名古屋の地域資源情報を発信し活性化させるプロジェクト『project758』で創出された「陵やまと」というキャラです。
17人もの萌えキャラを輩出したproject758の中心を担う主人公格のキャラで、初めての仕事としてはかなり大きな役と言えます。

その後、2014年放送の『六畳間の侵略者!?』ティアミリス・グレ・フォルトーゼ役でテレビアニメ初出演。
2015年には『小森さんは断れない!』根岸まさ子、『不思議なソメラちゃん』松嶋あい等の役を演じ、着実にキャリアを重ねていきます。

2016年には『ステラのまほう』の主人公、本田珠輝を熱演。
また、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』雪娘(雪ん子)、『紅殻のパンドラ』エイミー・ギリアムなど、幼いキャラを担当する機会が増えていきます。

そして2017年には『小林さんちのメイドラゴン』の“カンナ”ことカンナカムイ役が人気を博し、ロリキャラ声優としての地位を確立
『スロウスタート』でもロリキャラの千石冠を担当し、こちらも高い評価を得ていました。

そんな長縄さんが演じるリーダー格の血小板は、みんなのまとめ役でしっかり者。
傷口を塞ぐ際には(カンペを見ながらですが)的確に注意事項を伝えていました。
テキパキ指示を出しつつも、長縄さんのほんわかボイスによって幼児性が保たれ、「一生懸命働く小さい女の子」感がこの上なく出ていて、血小板というキャラがより深みを増しています。

また、リーダー格以外の血小板も『ゆらぎ荘の幽奈さん』信楽こゆず役の春野杏さん、『こみっくがーるず』萌田薫子(かおす先生)役の赤尾ひかるさん、『あんハピ♪』チモシー役の森永千才さん、『クジラの子らは砂上に歌う』リコス役の石見舞菜香さん、『Re:ステージ!プリズムステップ』柊かえ役の立花芽恵夢さんと精鋭揃い。
彼女たちによって作られたロリ空間が生み出す空気感は、ロリキャラ個人では到底醸し出すことのできない圧倒的なパワーを生み出し、ロリ好きをいとも容易く取り込んでしまいました。

アニメの力、そして声優の力によって、血小板は凄まじい求心力を持つに至ったのです。

キャラソンも強烈

出展 : Amazon.co.jp

2018年8月22日に発売されたOP曲「ミッション! 健・康・第・イチ」は、オリコンの配信チャートで週間7位を記録するヒット曲となりました。
そのシングルCDのカップリング曲として発売および配信された「先生あのね」は、血小板とマクロファージ(CV:井上喜久子)によるキャラクターソング。
実質的には血小板のキャラソンで、優しいメロディと演奏による各細胞たちへの応援歌となっています。

この楽曲も凄まじい破壊力。
冒頭の「らららら♪」からラストまで終始まったりとした雰囲気で、リピート必至の癒やしソングとなっています。

何より、OP曲のカップリングとして血小板のキャラソンを持って来るところに、「このキャラは絶対に受ける」という血小板に対する厚い信頼が現れています。
血小板に最も魅了されたのは、視聴者ではなくアニメのスタッフやプロデューサーなのかもしれません。

まとめ

血小板はアニメでは3話以降、毎話ワンカットほどの出番ですが、その多くはアニメオリジナルのシーンで、原作では更に出番が少ないです。
出番が少ないと嘆かれることの多い血小板ですが、アニメスタッフも「なんとか血小板に出番を……」という一心で登場シーンを捻出しているのでしょう。

ここまで公式にもファンにも愛され、それなのにメインの回が1つしかなくそれ以外はほとんど出番がないキャラはかなり稀。
その希少性もまた、血小板人気の秘密なのかもしれません。
ガチャでレアキャラを引き当てた時の感動や、ドラクエでメタル系を倒した時の興奮と同じものが血小板の登場シーンにはある……のかも?

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