31
Jul
【ドメスティックな彼女】アニメ化して大丈夫? 不道徳要素まとめ #ドメスティックな彼女 #ドメカノ
出展 : Amazon.co.jp
2019年1月より放送開始の『ドメスティックな彼女』は、少年誌掲載のマンガながら数多くの不道徳要素を含んだ問題作で、それが魅力でもあります!
そんな本作の魅力をよりわかりやすく解説するため、エロ方面を含む不道徳要素をまとめてみました!
禁断の恋愛を描いた「少年マンガ」
あっついシーンで失礼します。#ドメスティックな彼女 は大盛り上がりです!#マガジン 45号本日発売! pic.twitter.com/tqsHa3eET3
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) 2017年10月11日
『ドメスティックな彼女』は、流石景先生が週刊少年マガジンで連載している少年マンガです。
ただ、本作を少年マンガの括りに入れてもいいのかどうかは議論の余地があるかもしれません。
というのも、この作品には複数の不道徳要素が含まれているからです。
まずは「性描写」。
1話目冒頭の時点で、高校生の主人公・藤井夏生(ふじい なつお)がヒロイン・橘瑠衣(たちばな るい)とエッチするという、少年マンガ誌掲載の作品としては異例の展開で幕を開けます。
入浴シーンなど女性の裸が描かれる少年マンガは数多くありますが、高校生同士の性描写を描く作品は稀。
もちろん、成年マンガのような描写こそありませんが、行為をぼかさずしっかり描いているところが大きな特徴です。
次は「禁断の恋愛」。
初対面で肉体関係を結んだ夏生と瑠衣は、その後親同士が再婚したため義理の兄妹となってしまいます。
その後も色々ありつつも二人の関係は進展し、付き合うようになります。
恋愛マンガの世界における義理のきょうだいやイトコはほぼ他人と同義ではあるのですが、道徳的観点ではやはり「不適切な関係」となるでしょう。
更には「不貞行為」。
本作のヒロインの1人で瑠衣の姉・陽菜(ひな)は既婚者と付き合っており、更にその後、教師という立場でありながら教え子で義理の弟の夏生と一線を越えます。
天真爛漫で天然系のように描写されている陽菜ですが、やっていることは魔性の女そのものですね。
ちなみに、『ドメスティックな彼女』というタイトルからDV(ドメスティック・バイオレンス)を連想する人も多いようですが、本作にはDV要素はありません。
少年マンガの皮を被った成年マンガ?
#風夏 の袋とじ企画が話題の今週号ですが、#ドメスティックな彼女 の美麗カラーも必見です! #マガジン 41号本日発売! pic.twitter.com/xeEThcObMy
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) 2017年9月13日
本作は幾つかの不道徳要素を含んだ作品ですが、最大の特徴は貞操観念の希薄さです。
これは男女とも共通していて、一見身持ちが堅そうな瑠衣でさえ「処女だと見下される」という理由で合コンに参加し、夏生を誘っていました。
この世界観がリアルかどうかはさておき、本作のそういった作風は少年マンガとしては珍しく、どちらかというと少女マンガやレディコミの雰囲気に近いですね。
特に男性キャラに関しては、それが色濃く見受けられます。
その一方で、サービスシーンの導入や女性キャラの設定などは少年マンガのお約束を踏襲しています。
絵に関しても、どちらかというと少年マンガ寄りの絵柄で、しっかりとした線でとても綺麗に書き込まれています。
結果、このドメカノはレディコミ要素と少年マンガ要素が組み合わさった作品となっています。
この点が大きな個性となり、本作の魅力に繋がっているのではないでしょうか。
また、近年マガジンでは「袋とじ」で過激な描写を掲載するケースがたまにありますが、本作はその袋とじを最大限活用しているマンガでもあります。
こちらで描写されるのはレディコミの域を超え成年マンガ一歩手前の性描写で、この袋とじ企画も本作の人気の要因となっています。