【千本桜とは何？】

2011年に動画投稿サイトに投稿されて瞬く間に人気を得た楽曲のことを指します。
大正時代の時のようなレトロな服装と、美麗な映像、そして軽快で中毒性のあるリズムが話題を呼び、今なおカラオケや歌ってみたなどで投稿されることが多いです。
また紅白歌合戦にも使用されたり、CMにも起用されたりして多くの人の目に触れる機会も多いため知らない人はいないのではないでしょうか。
世代を問わず人気の楽曲としても知られ、いまだグッズ販売もされているほど。
様々なメディアで取り上げられているので、ぜひご購読されてはいかがでしょうか。

【誰が作ったの？】

WhiteFrameと呼ばれる同人音楽サークルの一人・黒うさPと呼ばれるボカロPによって作成されました。
彼の代表作は「カンタレラ」、「ACUTE」、「恋愛フィロソフィア」、「上弦の月」などがあります。
どちらかというとやや暗めの楽曲が多いですが、解釈のし甲斐がある楽曲も多いためファンによる考察も繰り広げられています。
ご本人は男性で、かなりのイケメンのため、女性ファンからも人気のようです。

【なぜ人気になったのか】

やはり他のボカロ曲にはない軽快なテンポと美麗な映像によるコラボではないでしょうか。
歌うとなるとかなり息継ぎが必要になりやや難しいものの、歌い切った後の爽快感は他のJPOPとの比にはならないでしょう。

また歌詞自体もかなりかっこいいフレーズが盛りだくさんで「百戦錬磨」「大胆不敵」「三千世界」などどこか中二病のような雰囲気が10代、20代を虜にしたのかもしれませんね。
しかし人気が出すぎたためにトラブルもありました。

それはとあるツイートがきっかけでした。
「なにこれ…千本桜はAKBの歌なのに勝手にボカロ曲にされてる…」このような内容のツイートが拡散されたことによってAKBファンとボカロファンが全面衝突、ネット上は大炎上となります。
このようなツイートがされたのはAKBのメンバーである石田晴香氏と市川美織氏がミュージカルで千本桜を歌い、そのファンが初めて聞いたためこのようなツイートをしたのではないかという推論がなされています。

初見で聞いて勘違いをしてしまったがためにこのような炎上劇が起きてしまったのではないでしょうか。