【声優デビューするための流れ】

では、本格的にデビューするまでの流れはどういったものなのでしょうか。
声優のデビュー方法は公で発表されることがないため、どうすればいいかわからないと言う方も多いでしょう。
ここではデビューまでの流れについて詳しくご紹介していきたいと思います。

声優養成所、もしくは専門学校の声優育成コースを受講

一般的な流れとしてはまず高校卒業後、声優養成所・もしくは専門学校の声優育成コースを受講することから始まります。
正しい発音や発声練習、演技などの基本的な技術を身に着けていきます。

声優プロダクションに所属

養成所や専門学校を卒業し、オーディションに合格をすればプロダクションへの所属が可能です。
ただ、あくまで「仮所属」のため、実績や経験を積まなければ「正所属」になることはできません。
正所属となっても安定した収入が得られるわけではありませんので、注意してください。

オーディションで役を取る

声優プロダクションに所属して次にやることはオーディションで役を取ることです。
最初の頃はモブキャラを担当することが多いため、役を勝ち取れば収入を得ることができます。

はれて声優デビュー

オーディションで役を取ったらはれて声優デビューです。
しかしここで安心してはいけません。
新人期間中に演技力をあげておかなければ、仕事が来なくなってしまうこともありますので、たゆまぬ努力が必要となってきます。

【デビュー３年目までは１本あたりの最低価格が決まっている】

基本的に新人声優の場合、デビュー３年目までは１本あたりの最低価格が決まっています。
収録時間に関わらず、大体１本１５０００円ほど頂くことが可能です。

しかし、３年目以降は最低価格が適用されなくなるため、自力で仕事を獲得出来るくらいの演技力が必要となってきます。
また下積み故にあたりも強くなってくるため、ここで挫折をしないようにしましょう。