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9

Jul

【そのキャラがいうから重みが増す 僕のヒーローアカデミア 名言】 #ヒロアカ

≪そのキャラだから重みが増す名言≫

名言と呼ばれるものは人の心に何かを示すものや、共感を得やすいもの、的を得ているものなどを示すことが多いが、僕のヒーローアカデミアで思うのは、そのキャラの背景を知っているからこそ感慨深い「名言」が多いということだ。今回は1つ1つの名言に対する、私個人的の解釈なども付け加え紹介したいと思う。

緑谷出久(みどりや いずく)

主人公。この世界では8割以上の人間が何かしらの特異体質(腕が伸びる、火を噴ける、動物に起因する生態系など)を持っている中、数少ない「無個性」の人間だった。人気ヒーロー「オールマイト」に幼少時代から憧れており、オールマイトと数奇な出会いで師弟子関係を結ぶ。彼の凄いところは折れずに努力するその姿勢だ。

 

「君が助けを求める顔してた」

不仲である幼馴染:爆豪が敵に捕まった際、助けようと動いた緑谷が放った一言。緑谷は先ほど述べた通り「無個性」の人間であり、実際この時も、その場にいる誰よりも「出来が悪い」と評価されるような存在だった。
世の中に助けを求めている人は沢山いる。だが、周りの人間はいろんなものに縛られて動けないものだ。「自分の度量」「利益」「深入りした際の物事への恐怖や面倒」・・・様々なものが天秤にかけられる。そんな中でその場の誰よりも「何の役にも立たないだろう」緑谷が震えながら爆豪を助ける姿。そこに多くの読者が日頃の自分の「不甲斐なさ」を悔やみ、そして「勇気」をもらっただろう。

 

「〝個性〟のない人間でも…あなたみたいになれますか?」

憧れのヒーロー:オールマイトに対して緑谷が問う言葉。無個性の自分がヒーローになるのは無理であると言う「現実」と、諦められないという「理性」の狭間の呟き。世の中で理想と現実の狭間で生きる人の救済を求める気持ちに重なる。

 

「君が凄い人だから勝ちたいんじゃないか!!」

不仲である幼馴染:爆豪に対して放った言葉。爆豪に散々いじめられて来た緑谷だが、その一方で幼少期からの憧れでもある。人を認めるのは自分のプライドを傷つけることにも繋がるが、素直に不仲の彼を「凄い」と認め、「敵わない」と思うのではなく「勝ちたい」と叫ぶ緑谷に勇気を貰う。

爆豪勝己(ばくごう かつき)

言動は粗野で粗暴、まごうことなき不良・・・かと思いきや、スポーツも勉強、その他何でも器用にこなす才能マン。自尊心が強く攻撃的な性格で、他者から見下される事はもちろん、自身が納得していない事を評価されるのも極端に嫌っている。出久の幼馴染で幼少から「デク」と蔑称で呼び度々イジメてきた。

 

「こっからだ!俺はこっから!俺はここで1番になってやる!」

雄英高校に進学するまでの爆豪は全てを器用にこなす上、ヒーロー向きの強い個性から周りにちやほやされていた。その為プライドが傷つけられるような「敗北」を感じたことはなかっただろう・・・。だがしかし、ヒーローを目指す上で今まで格下と見ていた緑谷に負けた上に、周りの学生も自分を凌駕する実力者。人生で初めて焦燥を感じただろう。そんな彼が泣きながら吐き捨てた言葉。それは自分の未熟さを認め、悔しさを飲み込み、改めて目標に向かって頑張る思いがある。まさに青春の1ページであり、誰しもが通ってきた道だろう。

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