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Jun

【のぞみぞ】『リズと青い鳥』考察2 みぞれは本当に希美のことを見ているのか?! #リズと青い鳥

自由曲「リズと青い鳥」への葛藤

もう1つみぞれは悩みを抱えていました。
自由曲「リズと青い鳥」第3楽章のソロを上手く演奏できない

第3楽章はリズと青い鳥の別れを表現したパート。
自らをリズに、青い鳥を希美に重ねて考えていたみぞれは、せっかく仲良くなった青い鳥を自分から逃がしてしまう、そのリズの気持ちを理解できずにいました。

ただ、みぞれは演奏が上手くいかない理由をこのように言ってはいますが、それだけではないようにも思えます。
高坂麗奈から「希美が合わせてくれると思っていない」と指摘された際、みぞれは「違う」と反発しているもの、希美は「1年生のときもみぞれに黙って部活を辞めた」「いつも勝手」な存在でもあるのですから。

希美との関係の変化

希美と同じ大学へ行くという目標を持ったみぞれは、夏紀曰く「頑張ってるよ」。
また図書室で困っているところも希美に助けてもらったり、あがた祭やプールへのお誘いもあったりと、みぞれにとっては嬉しいことが続いたように思えます。

ただ、ソロは相変わらず上手く演奏ができない。

合奏の前、希美は何度かみぞれに「頑張ろう!」と合図を送っていました。
しかし、ある日みぞれが希美に手を振ると目を逸らされてしまいます
希美を追いかけ「何か怒ってる?」と問いかけるも「ないよ」と一蹴、それでも納得いかないみぞれは「じゃあしてくれる?」と一度はできなかった大好きのハグを要求します。

ちょっと話が逸れますが、一度目の大好きのハグは希美から提案されたものの、みぞれの手は途中で止まってしまい出来ずに終わっていました。
したいけれど心の準備が…という風に受け取れましたが、このタイミングでみぞれから要求できるようになったは何故か、ということを考えると、これより前に後輩の剣崎梨々花からプールに誘ったお礼のLINEで「先輩大好きです」とメッセージを受け取っています。
自分から大好きだ、ということを伝える大切さ。この梨々花の言葉がみぞれを後押ししたのかもしれませんね。

しかし希美は「今度ね」と拒否してしまいます。

この時みぞれは”見放される”、という焦りを感じたのではないでしょうか。
希美は常々みぞれに「頑張ろう!」と合図を送っていましたし、楽曲「リズと青い鳥」をとても好きで、本番が楽しみだと言っていました。

だけどみぞれは上手くソロを吹けない。
希美に見放されないように続けていた音楽が上手くいかない。
そうなったら、希美に見放されてしまうかもしれない。

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