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Jun

【おすすめコミック】これぞ最強のラブコメ!めぞん一刻を読もう【高橋留美子】 #めぞん一刻

『うる星やつら』『らんま1/2』『犬夜叉』などで知られる高橋留美子先生の人気漫画作品で1980年~1987年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載されました。
今でも人気作品が数多く描かれている「ラブコメ」というジャンルの中で、元祖であり金字塔と称される本作品。30年以上経った今でも根強い人気を誇る理由はなんなのか、紐解いてみたいと思います。

一刻館とその住人達

出典:amazon

舞台は時計坂にある「一刻館」という古びたアパート。そこに住む主人公・五代裕作と新しく管理人となるヒロイン・音無響子との淡い恋愛模様が描かれます。
それを盛り上げるのは「非常識のかたまり」と言わんばかりの個性的すぎる住人周囲の人達。

1号室の住人の酒好きで宴会好きの一の瀬花枝と息子の賢太郎。(夫は居るが作中にほとんど登場しない)
4号室の住人、五代の隣人(よく壁に穴を開ける)で職業など、素性が全く掴めない四谷
6号室の住人のスナックで働いており、館内ではベビードールにパンティーといった裸同然の格好で生活している六本木朱美
容姿端麗・スポーツ万能で資産家の御曹司という完璧な三鷹瞬

この他にも物語には欠かせない人物が登場し、破天荒ともいえる展開を巻き起こしていきます。

主人公・五代の成長

出典:amazon

本作品の魅力の一つとしてまず挙げるなら「五代の成長」ではないでしょうか。
それは大学浪人から社会人になるまでの成長と、響子と結ばれるまでの人としての成長。
この物語の中で五代は挫折を何度も経験しながらも、ただ一つ「響子さんと結ばれたい」想いで、いくつもの困難を一刻館の住人や周囲の人達に支えられながら乗り越えていきます。

ヒロイン・響子さんが可愛すぎる

出典:amazon

もう一つの魅力、それはヒロイン・音無響子にあります。
明るく快活優しい性格でありながら、非常にヤキモチ焼きな面があり、五代が自分に好意を寄せていることを知りながらも、自分は応じたり気持ちを表しません。が、五大がちょっと他の子と関わると不機嫌になり意地悪な態度をとってしまいます。
普通に考えれば「ワガママ」で終わってしまうこの行動ですが、響子から受ける「付き合ってもいないに嫉妬される」感じがなぜか魅力的で可愛らしいのです。
さらに響子は天然な一面もあり、五代の「響子さんの作ったみそ汁が飲みたい」という遠回しの求婚をそのままの意味で理解し、翌朝にみそ汁を用意する天然っぷりを発揮します。
そういった一見、頼れるお姉さんのような女性に見えて、子供っぽく少し抜けた一面を併せ持っているのが彼女の魅力です。

強敵すぎる恋のライバル

ラブコメには恋敵ライバルは必要不可欠ですよね。
五代に立ちはだかるライバルが強敵すぎるんです!おそらくラブコメ至上最強と言えるでしょう。
それは同じく響子に好意を抱き、資産家の御曹司でパーフェクトな容姿を持つ三鷹瞬か。

いいえ、違います。

響子の亡夫・惣一郎です。
結婚してわずか半年足らずで未亡人となってしまった響子。姓である「音無」も結婚後の苗字で、惣一郎への想いが断ち切れていないのがわかります。
五代の恋心を知り、三鷹の熱烈なアプローチに揺れ動きながらも、亡夫・惣一郎への今までの想いが「嘘になってしまいそうで…」と悩む姿もあり、この恋物語は一筋縄ではいきません。
人生の絶頂という時に最愛の人を亡くし、その夫は響子の中で「理想の人」「最愛の人」として生き続けているのですから無理もありません。
果たして五代はこの強敵を相手に、この恋物語にどう終止符を打つのでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。
すでに30年以上も経った作品ですが、今のラブコメにも劣らない、むしろ今でも勝っている作品だと思います。
ぜひ一度読んでいただければと思います!

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