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【のぞみぞ】『リズと青い鳥』考察 果たして希美は本当にみぞれのことが好きなのか?! #リズと青い鳥

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のぞみの髪を見つめるみぞれ

“希美の髪が好き”

こちらも最序盤、希美と校舎前で合流した後、音楽室へ向かうシーンで見ることができます。
みぞれは常に希美の後ろを歩き、足取りもとぼとぼと形容するのがぴったりなもったりとしたものですが、その目線だけはじっと前を向いていて、揺れる希美のポニーテールを見つめているのがわかります。
中学生の時の回想シーンでも同じく希美の後ろ姿を見つめるみぞれが確認できるため、中学の頃からずっと希美の髪の毛が好きなようですね。

最序盤でのさりげない演出ですが、クライマックスでしっかりと拾われていることに驚きですね…。

愛ゆえの寂しさ

これほどまでに希美を好いているみぞれですが、それ故にふとした瞬間に寂しさが立ち込めています。
パンフレットで山田監督が言及していましたが、みぞれにとっては希美との交流は1回1回が”最終回”のようなものだそうです。

何故そのように感じるか、というと、希美が1年生の時にみぞれに黙って部活を辞めたことをみぞれは未だに引きずっています。
みぞれ曰く「昔のこと」ではなく「ずっと今」であり、
みぞれにとって希美という存在は”いつまたいなくなるかわからない存在”なのです。
(それ故に青い鳥を逃すリズの心情を理解できずにいたというわけですね。)

そのため、希美と楽しく交流していても、それが途切れる瞬間のみぞれの心中を察すると胸が締め付けられます。
希美とみぞれの交流が遮られる場面は劇中多数見受けられ、それがみぞれの希美の噛み合わない関係を観客に刷り込んでいきますが、特に印象的なシーンは以下。

みぞれが理科室でフグに餌をあげていると向かいの校舎にいた希美と目が合うシーン。

お互い手を振り合い、希美の持っているフルートが太陽を反射してみぞれを照らす。それがおかしくて二人で笑い合う。
よくあるような光景ですが、二人は友達、ということを何気ないやり取りで強く意識させられる大事なシーンです。
ここでは劇中でも数度しかないみぞれの温かみのある笑顔が見られるのも印象的ですね。

ですが、みぞれが少し顔を下に向けている間に希美がパートの仲間に呼ばれ、見えなくなってしまいます。

一瞬でも目を離せばいなくなってしまう希美。

この時のみぞれの心境を考えると胸が締め付けられるようです。
皮肉なことに、ここでは作中でも最も優しいBGMが流れていて余計に涙を誘います。

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