出展 : Amazon.co.jp

『ゆるキャン△』のメインキャラクターの1人、斉藤恵那についてまとめました！
一部で「しまりんの元カノ」「見守り系」「後方彼氏面」などと言われている彼女の真相に迫りつつ、その魅力を語り尽くします！

斉藤恵那（さいとう えな）キャラクター概要

出展 : Amazon.co.jp

『ゆるキャン△』のメインキャラクターの1人で、山梨県・本栖高校に通う女子高生。
清涼感のある黒髪ショートで、いつも涼しげに微笑んでいます。

志摩リン（しまりん）の友人で、彼女の髪を結ったりSNSでネタの応酬を行うなど、非常に親しい間柄。
世話好きなところがあり、自ら積極的にコミュニケーションを図るのが苦手なしまりんのサポート役を担い、彼女と他の女子との間を取り持つことも。
またイタズラ好きな性格で、しまりんの髪型を奇抜なものにするなど、ちょくちょくしまりんをからかっています。

家では「ちくわ」という名前のチワワを飼っていて、キャンプに連れて行くほど溺愛しています。
部活には所属しておらず、休日には夜更かしが常態化しているようです。

アニメの担当声優は高橋李依（たかはし りえ）。

からかい上手で世話好き

斉藤さんは、一部のファンから「からかい上手の斉藤さん」と表現されることがあります。
担当声優の高橋さんが、ゆるキャンと同クールに放送されたアニメ『からかい上手の高木さん』でヒロインの高木さんも演じていた縁もあり、こう呼ばれているようです。
そして作中では実際にからかい上手なところが随所で描写されています。

アニメ1期2話「ようこそ野クルへ！」では、しまりんのシニヨンを熊型に結って「熊ヘアー」にしたり、ソロキャン好きなしまりんのキャンプ地を本人に無断で各務原なでしこ（かがみはら なでしこ）に教え、2人が合流するよう仕向けていました。
また3話「ふじさんとまったりお鍋キャンプ」では、なでしこと一緒に映った写真を見ていたしまりんを「さっきから何ニヤニヤしてんの？」と茶化す場面も印象的でしたね。
アニメ1期ではしまりん限定でしたが、原作コミックス6巻では鍋を得意とするなでしこを「鍋しこちゃん」と命名し、更に番外編のへやキャンではなでしこの絵描き歌まで披露するなど、からかいの対象が拡大しつつあります。

斉藤さんのからかいの特徴は、単に相手をイジって楽しむのではなく、世話も焼いている相手に対して実行しているところにあります。

しまりんに対しては日頃からシニヨンを結ったり、なでしこたちとの架け橋になったりしているのでわかりやすいですね。
なでしこに関しては、12話「ふじさんとゆるキャンガール」でも映像化された年賀状の短期バイトの斡旋を行って以降からかうような言動が見られるようになりました。
ただし、しまりんへのからかいと比べるとまだまだユルめです。

一般的に、他人をからかう心理は「相手に関心がある証」と言われています。
からかうことで相手がどんな反応を示すのかを見てみたい、ちょっかいを出すことで相手との接点を作りたい、相手が自分に対して何らかのリアクションをするのを実感したい、自分が関心を持っていることを相手に伝えたい、自分の行動が相手に対して影響を与えているという満足を得たい……など。
よくある「小学生の男子が好きな女子をからかう」といった行動も、こういった心理に起因します。

このことから、恐らく斉藤さんも「自分が興味のある人」「気になっている相手」「親しみを抱いている人物」を対象にからかっていると考えられます。
だとしたら、世話を焼く相手とからかう相手が一致しているのは当然ですね。
親しみを感じていない相手の世話を焼く必要はないのですから。

つまり、物語冒頭以前から仲良しだったしまりんは当然として、なでしこに対しても強い関心や親愛の情を持ち始めている……と推察することができます。