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28

May

【Fate】シリーズの名言がやたらかっこいいセリフ続出な件  #fate

べつに、あれを倒してしまってもかまわんのだろう?(アーチャー『Fate/stay night』)

『Fate/stay night』に登場する謎めいた男、アーチャー「べつに、あれを倒してしまってもかまわんのだろう?」というセリフは有名です。

これは十二もの命を持つという強大な敵であるバーサーカーに、絶望的な戦いを挑むことをマスターから命じられた場面でのひと言。

まったく勝ち目がないと思われる戦いに挑むことを命じられたにもかかわらず、それにあっさりと了承するばかりか、「倒してしまってもかまわんのだろう?」と予想を超える言葉をひねり出す、アーチャーの凄まじいまでの格好良さが最大限に出たセリフだと言えるでしょう。

この後、アーチャーはバーサーカーに対し、ただひとり、激闘を挑むことになるのですが、この場面でアーチャーを好きになったという人は少なくないものと思われます。

問おう。貴方が、私のマスターか(セイバー『Fate/stay night』)

その他にも、『Fate』の名言は数知れません。たとえば、同じく『Fate/stay night』での、最強の「サーヴァント」であるセイバーが主人公・衛宮士郎の前に登場するときのセリフ、「――――問おう。貴方が、私のマスターか」は、『Fate』そのものを象徴するものだと言ってかまわないでしょう。

信じられない。男の子に、泣かされた。(遠坂凛『Fate/stay night』)

あるいは、同作品のヒロインのひとりであり、過酷な「聖杯戦争」に挑む魔術師でもある遠坂凛の、「……信じられない。男の子に、泣かされた。」という言葉。
この場合の「男の子」とはまさに士郎のことを指しているのですが、このセリフに萌え狂った人は少なくないはず。
ほとんど完璧とも見える個性と能力を持つ凛だけに、このひと言が意味するものは恐ろしくキュートなのです。

もちろん、この他にもヒロインたちの名言はたくさんあります。ですが、『Fate』の面白さは、こういった個性的なヒロインたちと同等に、あるいはそれ以上に主人公の魅力が印象的であることです。

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