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25

May

愛すべきクソゲー第四弾『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』 #ゼルダ

出典 : (c)Nintendo : Amazon.co.jp

『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』は任天堂の大ヒット作『ゼルダの伝説』の続編で、「ゼルダシリーズ」の第二作品目になります。
前作の「ゼルダの伝説」から作風は大きく変更され、ゼルダシリーズの特徴でもあるフィールド移動が、本作では横スクロールアクションとなり、前作だけでなくシーリーズ全体を通しても、本作は特異と言えます。
ここでは、愛すべきクソゲー第四弾として『ゼルダの伝説2 リンクの冒険(以下リンクの冒険)』をご紹介します。

リンクの冒険 基本情報

・対応機種 FCディスクシステム
・ジャンル アクションアドベンチャー
・開発・発売元 任天堂
・発売日 1987年1月14日
・プレイ人数 1人

本作は前作のゼルダの伝説同様、FCディスクシステム用ソフトとして発売されました。
当時ゼルダの伝説は大人気を誇っており、続編であるリンクの冒険は発売前から期待された作品でもあり、自身もその一人でした。
公式では「アクションアドベンチャー」とされていますが、本作は横スクロールアクションで展開され、バトルステージだけではなく、町や建物内も横スクロール展開され、まさに「横スクロールアクションRPG」といえます。

ゼルダの良さが引き出せていない

発売前からCM等でバンバン告知されており、当然横スクロールアクションであることも知っており、そのガラリと変更されたゲーム性から、根拠もなく期待感を持っていました。

出典 : (c)Nintendo : 任天堂ホームページ

しかしそもそも、その根拠のない期待感を持ったことが大きな間違いで、ゼルダの魅力はアクションよりも「謎解き要素」であり、当時は4方向のフィールド移動でしたが(本作もステージに移る時はなぜかフィールドマップ移動)、そのフィールド移動だからこそ「謎解き要素」をより面白くするのであり、本作のように横スクロールアクションでは、そこらにあるアクションゲームと大差はなくゼルダの良さを引き出せないと個人的には感じています。
確かに横スクロールで展開されるRPG要素は、当時は画期的でもあり期待もしましたが、しかしいざプレイしてみると「どうにもこうにも頼りない」と感じたのを覚えています。
これが「ゼルダ」でなければ名作とまで言えませんが良作には思えたかもしれません。

別物のアクションゲームと思えば楽しめる

出典 : (c)Nintendo : 任天堂ホームページ

個人的には、「本作はゼルダであってゼルダでない!」と勝手に思っています。
本作は一つのアクションゲームと考えれば、良作の部類に入ると思います。
とにかく主人公であるリンクのアクションが多彩であり、剣攻撃なら「通常攻撃」「ビーム」「下突き」「ジャンプ付き」と剣攻撃だけでもこれだけ多彩に繰り出すことができます。
さらに盾などによる「防御」や多彩な「魔法」など、これほどまで多彩なアクションを持つゲームは、他にはあまり見られません。
ですので、ゼルダと考えてプレイするから物足りないのであって、別物のアクションゲームと思ってプレイすれば十分良作と言えます。

リンクの冒険 まとめ

出典 : (c)Nintendo : 任天堂ホームページ

ここまで愛すべきクソゲー第四弾として『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』をご紹介しました。
普通のアクションゲームなら良作になったのに、なまじゼルダと付いているからクソゲー扱いされてしまった、少し可哀そうな作品です。
現に多くのゼルダ作品が発売されましたが、横スクロールゼルダは本作だけの様な気がします。
次に発売されたSFC用ソフトの『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』からは、横スクロールは排除され、本作は「無かったことにされた感(笑)」が少しあります。
完全に名前負けしてしまった本作ですが、何度も言うように「ゼルダと考えなければ(笑)」なかなか良作なので、機会があれば一度プレイしてみて下さい。

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