アニメの主題歌といえば出演している声優によるキャラクターソング、アニソン歌手や声優アーティストによる作品をモチーフにしたオリジナル曲が主です。
が、中には普段はアニメとは関連性のないアーティスト(J-POPアーティスト)の曲がタイアップとして使用されることがあります。

特に1990年代のアニメにはJ-POPアーティストによるタイアップ曲が多く、今でも愛されていますね。
（本記事ではあえてアニソンと表現せず、アニメタイアップ曲とします）
今回は1990年代の曲に焦点を当て、少し紹介していきたいと思います！

SLAM DUNK

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世界が終るまでは… / WANDS

1993年10月～1996年3月に放送されたアニメで、第25話～第49話のエンディング曲として使用されました。
WANDSのシングルとしては3番目の売上を誇り、最後のミリオンセラー作品。
週刊少年ジャンプきっての大ヒット作品であるSLAM DUNK。アニメも当時のNBA人気と相まって爆発的なヒットをし、その影響もあってか今でも根強い人気があります。
2012年8月に開催された「Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞-」では、プロデューサーである織田哲郎とギターの上杉昇がシークレットゲストとして本楽曲を披露、会場を沸かせました。

魔法騎士レイアース

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ゆずれない願い / 田村直美

1994年10月～1995年11月に放送されたCLAMP原作の大人気アニメ。オープニング曲として使用されました。
PEARLとしてデビューし、1994年に田村直美名義として活動。田村直美にとって初のアニメタイアップ曲で今でも歌われる代表曲の一つです。
もしかしたらアニメファンから見ると、アニソンアーティストと思っている人も少なくはないのではないでしょうか？（正直、私も一時期そう思っていましたｗ）
実は田村直美さん、世界的なロックアーティストとバンド活動をしたり、クラシック楽曲のカバーアルバムを出したりと、ポップスだけに留まらずジャンルの域を超えた活動をする日本を代表するボーカリストなんです！

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

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そばかす / JUDY AND MARY

1996年1月～1998年9月に放送されたアニメ。第1話～第38話のオープニング曲として使用されました。
日本の女性ボーカルバンドの代表とも言えるJUDY AND MARYの大ヒット曲。るろ剣といえばこの曲と思う人も多いのではないでしょうか？
そんな印象が強く残っている楽曲ですが、制作はタイアップが決まってからの3日間。しかもどんな作品なのか知らされていない状態だったそうです。
そのため、テーマになった作品がメンバー全員が唯一知っていた「キャンディ・キャンディ」だったそうですｗ

1/3の純情な感情 / SIAM SHADE

同作品からもう一曲。こちらは第67話～第82話のエンディング曲として使用されました。
SIAM SHADE最大のヒット曲で、Acid Black CherryやFLOWらにもカバーされています。
当時、SIAM SHADEはこの曲がヒットしなければ解散を考えていたそうです。後に多くのロックバンドに影響を与えていることを思うと、このヒットがあって本当に良かったと思っていますｗ

JUDY AND MARYもそうなのですが、るろ剣に使用されたことで大ヒットを記録し、その後、活躍してくアーティストが多いです。
ここでは紹介していませんでしたが、T.M.Revolutionもその一人。アニメシーンだけでなく、音楽シーンにも大きな影響を与えた作品と言えます。

地獄先生ぬ～べ～

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バリバリ最強No.1 / FEEL SO BAD

1996年4～1997年6月に放送されたアニメで、オープニング曲として使用されました。
今回紹介した中で一番アニメの世界感が表現されている楽曲だと思います。
激しいリズムとダウン・チューニングのギターフレーズが使用されたジャパニーズ・メタルというジャンルで、鬼の力を宿した霊能力教師・ぬ～べ～のヒロイズムを児童たちの視点で見事に表現されています。
ベートーベンの交響曲「第九」を思わせるサビのメロディがとても印象的です。

まとめ

いかがだったでしょうか？
今回は少し紹介しただけでしたが、どれも今も語られるようなアニメと楽曲ばかりです。
1990年代のアニメにはまだ沢山のアニメタイアップ曲がありますのでぜひ探してみてくださいね！